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2006/04/23(日)
おばあちゃん
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私の母方の祖母はとっても心の広い人だった
自分に少しの蓄えがあってもなくても 人を助けてたし
贅沢なものや食べ物も口にするのを見たことがない
凄いのは愚痴を聞いたことがないことかもしれない
人を助けて 相手がお金を返さなくてもどんな使い方しても
文句ひとつ聞いたことがない
ここは「貸したら帰らない覚悟」をしてたのかもしれない
そんな祖母を小さいときから観たり一緒に住んでたけど
祖母の楽しみは昔話と詠歌だった
子供ながらに毎日 歌や俳句や戦争のときの話などつきること
なく相手をしてくれた
そのお陰で一族では私が１番 祖母の経歴というか歴史を
知っているかもしれない
祖母は私が知る限り ４回結婚している
子供が４人（本当は６人）いるからもしかして みんな違う
父親なのか？←これは怖くて聞けなかった 苦笑
陽気で頼りになるり優しい祖母はこの年代ではかなりのハイカラ
だったに違いない その行動力も素晴らしい〜
そんな祖母がある日中学生の自転車にぶつけられ５年間
寝たきりになったんだけど その当時お世話になった人は
何故助けないのか？疑問というか子供ながらに不公平を感じた
「借りたら返す」というのはいけない考え方なのか？
今も時々切なさを思い出してしまう
寝たきり５年間後 ２年くらい回復してゆっくりなら歩ける
ようになったが その後他界してしまった
掘りごたつのいつもの席で 眠るように誰にも迷惑をかけず
安らかな眠りだったと職場で訃報を聞いた
私はそんな祖母を誇りに思っている
私も一生のうちの最後くらいまでには祖母に近づけるだろうか？
愛は見返りを期待しないもの・・・これは自分の家族に対して
出来る人はいるでしょう〜でも他人にも出来るでしょうか？
今の世の中 自分のことばかり言う人が多い中
祖母のような温かい人に出会うことはほとんどありません
しかし人のいい家族も別の問題を抱えてて
神経症関連の病気になってしまう経緯が強いです
祖母のように優しく強い人ならいいけれど そうでないと
人間不信に陥ってしまうからです
私のこの長い「ひとり言」も理想と現実の狭間でもがいてる
言葉なのかもしれません
４回も結婚するのは真似したくないけど・・苦笑
祖母のような人になれるよう夢は大きく目標をもって
生きて行きたいです
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