|
2004/06/23(水)
学校参観@レポートを意識してシリアスに
|
|
|
今日は学校参観で、天王寺の付属小学校に行ってきました〜。 近い将来に授業で事後報告会みたいなものがあると思われるので、その下書きみたいな感じで書いていきます(笑) いざとなったらコピペも辞さないんで、誤植等BBSにツッコミいれていただくと非常にありがたいです(笑)
僕らのグループは『生活指導』という非常に漠然としたテーマで今日の参観に臨むことになったんですよね・・・・ なので、担当したクラスの担任の先生独自の生徒指導観・目的・方法などを尋ねて、 それらが授業中に実践されているか、そして休み時間等先生のいない場面で生徒を観察して その生活指導が子供たちの間に浸透しているか、そういったことの調査が僕らのグループの目的でした。。。 つまり、今日の調査の具体的な目標が先生に尋ねることで初めて決まるという ある意味ギャンブル的なとこもあって、果たして上手く調査できるのか僕はかなり不安だったのですが・・・・・ 結果としては、僕の担当したクラスは、「生活指導」を調査する上で最高の舞台となりました・・・・・
3年生のあるクラスが担当だったんですが、昨日ある女子(以下Aさん)が複数名から侮辱的な発言をされるという 一種の『いじめ』があったらしく、今日は1限目から話し合いの場が設けられました。。。
担任の先生は、当事者全員に「自分のしたことを正直にはっきり言え!!」と指示し、 それに応えて子供たちも次々と自分のとった言動を発表していきました。 そのときに「・・・・と思う」「・・・・だったかも」という発言には即座に「あいまいな言葉は使うな!!」と叱責し、 一人一人の言動を徹底的に洗い出し、事態を矛盾無く正確に把握することを心がけておられました。 (実際、今日初めて学校に行った僕でさえ、事態をほとんど把握できました) さらにAさんにも「自分の気持ちを直接みんなに言い!!」と発言の機会を与え、 Aさんの“生の声”を聞かせることにより、子供たちの反省を促していました。 そして最後に、「時間とるから、自分自身でAさんに謝ってください」と子供たちに指示し、 当事者であった子供たちは順番にAさんの元に行き、謝罪や反省の気持ちを伝えていました。
(これらのこと詳細を書くとキリがないので、日記ではこの程度で留めておきます)
「子供たちの間で徹底的に話し合せることで事件に対するわだかまりをなくし、 今後子供たちが楽しく学校に来れるような環境作りをする」
放課後になって聞いたのですが、 それが担任の先生の指導観であり、それを心がけて今日は話し合いの時間を作ったそうです。
実際、話し合いが終わったあとすぐに算数の授業に入ったのですが、子供たちはすぐに切り替えて それまでの思い空気がウソのように、和気藹々と無邪気に授業を楽しんでいました。 Aさんにも笑顔が戻り、隣の子とゲーム(*算数の授業の一環です)を楽しんでいました。
生活指導の中でも『いじめ』への対応は特に難解な問題であると思うのですが、 今日は対応策の一つの見本を見せられたような気がしました。 そういった意味で、生活指導をテーマにしていた僕にとっては、不謹慎かもしれませんが本当にラッキーでした。 『いじめ』に対する先生の対応から、その後の子供たちの様子や態度までを一貫して観察することができ、 これ以上ない最高の舞台を与えてもらった、僕はそう思っています。 そして、こうなったからには最高の報告をして応えなければならないな、という責任も感じています・・・・・。
以上が、今日の学校参観で学んだ「生活指導」に対する調査の報告です・・・・。 で、これからは子供たちと遊んだこととか書くつもりなんですが、23日分はそろそろ字数制限がヤバイので、 仕方ないから22日付けでアップします(汗)
|
|
|