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2011/04/01(金)
いやよ、“友達”と“親”を一緒にしちゃいけねーよ?
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昨日の朝。
母「my−wise、今日は何の日?」
俺「ふっふー♪」
母「my−wise?」
俺「いや、ジョーダンだって。(笑) 今日は俺の引き篭もりデー」
怒られました。(笑)
ちなみに、3月31日は母の誕生日です。(わかっていながらも、あえて無視してみるのが俺)
同日、夜。
母「my−wise、あたしに渡すものあるやろ?」
俺「渡すもの? …ああ。頼まれてた本、買ってきたよ。 玄関に置いてる。預かってた図書カードの残りは、あとで出しとく」
母「そうちゃうやろ! …あんた、今日が何の日か覚えてへんの?」
俺「(あ、ヤバい。これ以上はキレるぞ、これは…) 覚えてるって。ちょっと遊んでみただけじゃん。今日は母さんの誕生日だろ」
母「そうや。だから渡すもの」
俺「いや、だから、取り寄せてた本が届いたから本屋に買いに行ってきてくれ、って言われてたやつは、 ちゃんと買ってきたじゃん。 俺、ホントなら今日は、1日引き篭もって、自室でマイ・ノートパソコンとお部屋デートしようと思ってたのにさ」
母「ちゃうやん。プ・レ・ゼ・ン・ト!!」
俺「プレゼント〜? 無ェよ、んなもん。用意してましぇ〜ん。例年どおりの洗車じゃ文句あんのかよ。 『俺が時間のあるときで、母さんが好きな日に1回洗車してやるよ』っての。 母さん、毎年真冬まで置いといて使うよな。いい加減、あれやめてほしいんだけど。真冬に水で洗車とか」
母「愛が感じられへん」
俺「哀。ふるえる哀。それは、別れ唄。ひろう骨も、燃えつきて♪――」
怒られました。(笑)
※このとき俺が歌った歌は、機動戦士ガンダムの“哀戦士”です。
俺「毎年真冬に水で洗車させられて、それを嫌がりつつも、毎年めげずに誕生日には 『好きなときに1回洗車してやるよ(俺が時間のあるとき限定)』チケットあげてるじゃん。あれが俺の愛のカタチ」
母「この間、友達には誕生日プレゼント買ってたのに?」
俺「いや、あいつは付き合い長いし、それ以上にこれからも傍にいてほしいと思ってるから」
母「嫌や。あたしにも何かちょうだい」
俺「俺、母さんが何欲しいとか知らねーし」
母「訊いてくれたら、いくつでも答えたるよ」
俺「いや、いい」
母「……」
俺「…一応訊くけど、何が欲しいわけ?」
母「口紅」
俺「口紅ィ?」
どうやら母は、俺が小学生の頃、母の誕生日に口紅をあげたことを、まだ覚えていたようです。
母が寝ている間に、母の枕元にこっそり手紙と事前に買っておいた口紅を置いておいたことを。
ちなみに、そのとき口紅と一緒に添えておいた手紙の内容が笑いもの。
『今まで世話してくれて、ありがとう。これからも世話させてやる。ありがたく思いやがれ』
ヘタクソな字で、ちょっと綺麗に書こうと頑張った感じと、「“世話”ってお前は、犬か」とツッコミたくなる文章。
そんなわけで、1日遅れの今日、母に渡しましたよ。(寝るまでには気づくはず)
口紅を。
だがしかし、せっかくの4月1日(エイプリルフール)。
やることやらなきゃダメでしょう!!(笑)
母が仕事から帰ってくるのに合わせて、リビングにそれらしい感じの小さな袋を1つ置いておきました。
中身は口紅と同じくらいの大きさで、筒状に丸めた紙。
母はしっかりバッチリ、この紙を開いて中を見てくれました。
『バカが見る♪』
怒られました。(笑)
これに関して、理由を訊かれたので 「いや、ちょっと暇で…。何かハメる人いないかなー、って思ったのよ。母よ! あなたは選ばれし者なのだ!!」 って言ったら、やっぱり怒られました。(俺、怒られてばっかり)
ちなみに、ちゃんと母が風呂上りに使っている化粧品の入ったカゴに、入れておきましたよ、口紅。
『もうしばらく、スネかじらせてもらう』
と書いた手紙と一緒に。(笑)
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