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2011/04/09(土)
今日は夕方頃から頭痛がひどく、20時まで寝てました。日記更新後は……寝ます。(笑)
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小学5年生の従弟。
少し前(今年か去年の末頃)に「彫刻刀持ってへん? 学校で使うねん」と言われたときは、 俺が以前使っていたものがかなり綺麗な状態で残っていた(母に頼んで買ってきたもらったこともあってか、 母の好み? 超カラフル)ので従弟にあげても大丈夫だろう、と思って 「持ってるよ。今度持ってきてあげるから、現物見て学校で買うかどうか決めればいい」と譲りましたが……
今日の日記画像のブツは、俺が小学生のときに使っていた“裁縫道具”。
従弟「my−wiseくん、裁縫道具持ってる?」
俺「持ってるけど……。 (まさか、「学校で使うからちょうだい」とか言わねーよな…?)」
従弟「学校で使うねん。ちょうだい」
俺「(やっぱりきたか……) 別にいいけど、結構古いぞ。それでもいいのか?」
従弟「うーん…じゃあ、今度持ってきて! 見て決める!」
俺「お、おう……」
俺の裁縫道具を使うということは、俺だけじゃなく、俺の兄2人のお古でもある、ということなんです。
「一人っ子なんだし、買ってあげあげてくれよ…」と両親に言いたい、と思っているのは俺だけでないようで…。
俺のところにくる頃には、すでに壊れやすいところは壊れていたためか、 俺が使い初めて以降は特に変わりはありませんでした。
多少ボロくとも、実際俺は使えていたのですから、 従弟の母も「使えるやん。買わんでええな」なんて言うだろう可能性が高すぎて泣けてきます。
従弟宅は祖父母宅と二世帯住宅で、 母はその家の一部に仕事用の事務所を持っているため、俺なんかより行く頻度がずっと高いので、 「今度持って行っといて」と、整理して、汚れているところはできる限り綺麗に拭いた後で裁縫道具を母に預けました。
長男が選んだデザインですが、俺は結構気に入っていたので、記念に1枚写真撮影。(笑)
従弟に渡したら、使うか否かは別として、もう会うこともないでしょうから。
裁縫道具を一度ケースからすべて出してケースを掃除中、中に入っていた錆まくった布切りばさみを見て、母が
母「ていうか…コレ、あたしのやねんけど……」
俺「そうなのか? じゃあ、回収しとく? ていうか、そもそも使うのか? 10年以上、この裁縫箱に入れっぱなしだったことを考えると、使う必要があるとは思えないんだけど…。 他の布切りばさみ、持ってるだろ?」
母「いいよ、別に。(従弟にあげる裁縫箱に)入れといたり。 でもコレ、あたしが小学校5年生のときに買ったやつやねんで」
俺「……息子が小学5年のとき、とかじゃなくて?」
母「あたしが小学5年のとき」
俺「そりゃ錆びるわな……」
布切りばさみ、まち針(全部)には名字が、 糸切りばさみと裁縫箱には俺のフルネームがモロ書かれてるんですけどねェ…。(名字は同じだから大丈夫だろうけど)
しかし、今さらながら、母のヘンなマメさには驚かされます。
何本もあるまち針にもそうですが、中学のときは俺が学校で使う絵の具にも全部名前を買いてくれていたんですよ。
小学校入学したて、とかならまあ、わからないでもないですが、 中学生にもなった子どもにそこまでしてくれていることには、我が母ながらびっくりです。
末っ子だからか、上2人と少し年が離れているからか、 俺の中で“父”という存在が記憶には薄いにも関わらず、兄弟の中でもっとも憎しみにも似た感情を持っているからか… 本人に「ありがとう」とは意地でも言いたくない(言えない。恥ずい)ですが、 今だからこそわかることなのかもしれませんが、 多分、俺が思っている、理解できている以上に母は、俺に愛情を注いでくれているのでしょうね。
小学生のときは毎日ケンカばかりして、中学に上がってすぐの頃もクラスメイト3人くらい殴って呼び出しくらって、 高校でもクラスメイト殴って問題になって(だけど母が何かを言ったのか、停学とか、罰則なんてまったく無かった)… 子どもだから、なんて理由じゃ片づけられない、もはや返しきれないくらいの恩があるっぽいですが、 大学を卒業したらできる限りのことはしたい。
夢が夢だから、卒業後すぐそれだけで生活できるようになるのは無理だと思うけど、 少しでも母の荷を軽くできるようになりたい。
最近、以前にも増して、俺に「チービ、チービ、ド・チ・ビ♪」って連呼してくるようになったけど、 問題起こしまくりで、限界まで捻くれた感の否めない、こんな俺でも、 時々文句を言いつつも育ててくれていることに感謝はしてます…よ?
感謝は…感謝は……
だァ、くそ!!
チビっつーなッ!!!!!
若作り!!
年齢詐称女!!
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![](/user/kuromajutu/img/2011_4/9.jpg) |
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