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2004/10/03(日)
VC200L久々登場
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ここのところ良い天気が続きますので、望遠鏡をベランダに引っ張り出して、夜明け前の土星、金星撮影に燃えています。おかげで仕事中眠くなってしまうのが難点です。 ED115Sでの撮影はそこそこいい成果が出ています。 が、6月にオーバーホールしたVC200Lは、ずっとRVボックスに収められたままひっそり押し入れ生活を余儀なくされていました。これではいけません。 ということで、久々に引っ張り出してオーバーホールの効果を見てみることにしました。 受け取りの時点では「副鏡の光軸をもう少し合わせてやらんといかんかもしれん」と言われてましたので、注意深く見てみると・・・微妙にずれているみたいです。光軸調整はあまり得意な方ではない自分ですが、ダメもとで気持ち程度にネジを回してみましょう。うーーん、ホントに気持ち程度に合ってきたような気がします。 ここでひとまず寝ます。土星が程よく上がってくるまでにはまだ時間があります。 で、6時間経過・・・。目覚ましの音に「誰や!こんな時間に目覚ましセットしたのは!!」とすっかり自分でセットしたのをしばらく忘れる始末です。 空の方は良い具合なので、これならきっと恐るべき土星が見られるかもしれません。ということで、先日入手したカサイのアイピースを付けて150倍ほどで見てみます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 甘い、甘いですねぇ。シーイングは悪くないし、筒内気流も収まっているようですが、カチッとした像になりません。カッシニの隙間も見えにくい、というよりはほとんど分からないのです。どうひいき目に見ても、ED115Sの足下にも及ばない像です。 ダメもとで、鬼太郎くんで撮影をして画像処理してみました。あきません。去年の写真よりは向上の跡があるものの、これまたED115Sの足下にも及びません。 これは一体どういう事か?まだ光軸調整が不十分と言うことなのか? VC200L、まだまだ完全復活までの道のりは遠いようです。
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