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2004/06/10(木)
♪あら こんなところにダイヤだよ
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昨日探しものがあって実家に寄ったときに、懐かしい物を見つけました。ダイヤモンドです。・・・ここまで書くと自分の友達は「ああ、あの話だな?」と見当付くかもしれませんね。そうです、あの話です。
ちょっと鑑定書まで見つけきれなかったのですが、正真正銘ホンモノのダイヤで、いつ買ったかと言いますと、えっと・・・たしか11年ぐらい前ですかね。当然、今の嫁さんと知り合うはるか昔の出来事で、当時カノジョなんているわけもありません。でもダイヤはあったんですねー。何考えてんでしょうねー。
そう、あれは11年前、1本の電話から始まったのでした(回想モード)。「もしもし、あ、こちら○○○○のAと言いますが、この度当社におきましてご結婚についてのご説明を無料で行っております。もし宜しければ是非お越し下さい。日時は云々・・・」 要はキャッチセールスみたいなもんです。結婚を考えるどころかまだ学生の身分なのに、なぜノコノコ行ったのか今考えると不思議なことです。いや、別にそこで「素敵な出会い」を求めようなんて邪な考えは全然・・・なかったんだよな、多分。 で、その○○○○に行ってしまった自分は、相手の口八丁に完全に丸め込まれ、ダイヤを買う羽目になったのでした。 「いや相手もおらんのに、買っても意味ないからいらない」 「いいえ、そうではないんですよ。今買っておけば、将来ご結婚される時に、リングだけお付けになるだけですぐエンゲージリングをお渡し出来るのです。しかもこのダイヤは現在格安で、他では絶対このお値段でご提供出来ません。まさに今こそチャンスなんです」 「そ、そうかな・・・」 てな感じでしたかね。して、払った金額税込み45万円、並行してEM200、中型バイクをローンで買っていて汲々していたというのに、オウンゴールしてどうすんだ!と今の自分ならきっと言えます。 おまけに、鑑定書に記載されていたグレードが一般的にどれだけの価格で販売されているのか、新聞に折り込まれていたチラシ広告で確認してみたところ・・・20万円!?うぐっ!た、たしかに「他ではこのお値段で提供していない」というのは間違っていないが、あんまりや!と嘆いたのを記憶しています。
それでも、「このダイヤを婚約指輪に使えるだろう」というのはずっと信じてました。その当時自分が思い描いたシチュエーションは・・・ 「ほら、キミのためにダイヤを買ったよ。結婚しようか?」 「まぁ嬉しい、どこまでもついていくわ。・・・でもいつどこで買ったの?」 「ふっ、この日を夢見てキャッチセールスで買ったのさ」 「いらんわ 凸(▼▼)メ」 ・・・ダメじゃん・・・。
ついでに言えば、嫁は自分で選びたがる性格なので、結局渡しそびれてたんですよね・・・。 活躍の場を失ったダイヤは人知れず実家の引き出しの中にひっそり埋まっていましたが、昨日久方ぶりに日の目を浴びた次第です。 さてさて、このダイヤどうしようかな。マッツンに晴れて彼女が出来れば、お祝いに上げましょうかね。どうだい、マッツン?お安くしときまっせ??他のお店ではこのお値段では絶対に提供してませんぜ?
*注:嫁言無用です。
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