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2005/07/11(月)
家プロジェクト近況
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水面下でいろいろと進んでいる家プロの方は、本日土地の売買契約と住宅の建築請負契約を結んできました。 結ぶ際に当たっては、延々3時間半近く契約の条項を読み合わせしました。仕事柄こういう契約内容をチェックすることもある自分ですが、さすがに自分たちに直接関係するとなると、チェックにあたる姿勢が違います(仕事ではスルーで流しているのか?)。一言一句聞き漏らさず、何か変な箇所があれば即座に「異議あり」の体勢で臨みます。・・・と言うのは大袈裟で、実際はそんなに肩肘張ることはありませんでした。
さて、契約内容の方は、一方的にこちらに不利となるような内容ではありませんでしたが、気になる点が何点かあることはありました。その中でも、 (住宅契約)想定外の重量物を置いたことによる住宅の破損については、補償の範囲外とする。 (土地契約)建物を建築する際、地盤の強度が不十分で補強が必要となった場合の負担所掌は、売り手の範囲外とする。 と言うのは、ちょっと首をかしげました。 自分が関わる仕事の世界では、例えば上記のことで問題になった場合を想定して、「規定値」というものを明確にします。そうしないと、万が一問題が起こった場合、責任元がどこにあるのか分からず、往々にしてメーカー側が負けてしまうからです。 今回の場合、多分自分たちがごねればメーカー側が折れるだろうと予想出来るのですが、出来ることなら泥沼の戦いはしたくないものです。
そういうことで、読み合わせの時に指摘はしてみましたが、あちらも明確な基準はないとのこと。契約書をよく読めば、あちらこちらに曖昧な表現があり、解釈の仕方によってはどうとでも取れる条項が少なくありませんでした。ハウスメーカーと1つ1つ確認して、一応了承しましたが、願わくば立場が曖昧な条項に引っかかる問題は出て欲しくないなぁ、と思う次第です。
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