|
2006/07/11(火)
ニャーっと鳴くその声に流されて
|
|
|
今日もつつがなく(??)仕事を終えて、さぁ家に帰ろうかとバイクを停めてある公園へと向かいました。道路端の信号を渡ってすぐのところにあるバイクの方へと目を配ります。すると、バイクの下にうずくまっている仔猫がいたのでした。えさでも探しているのでしょうか。うずくまっているなーと思ったら、やおら立ち上がってバイクの周りをうろうろしています。おいおい、あんまりうろちょろして道路に出てくんなよ。 こっちは気が気ではなく、早く信号が青になって欲しいと思います。
とりあえず、道路に出てくる気配がないままに、ようやく信号が青になりました。さて、どうやってバイクに近づくかな。今度は別の心配が頭をよぎります。警戒心が強いと、自分が近づいただけでびっくりして、最悪道路に出てしまうかもしれません。道路に飛び出さないよう、道路側の進路を気持ち程度塞ぐ感じで、ゆっくりバイクに近寄ります。願わくば、道路とは正反対の公園の方へ逃げてくれれば万々歳です。 ところが、話は変な方向に向かいました。 何と、この仔猫は「ニャ〜ン」と鳴きながら、自分の方に近寄って来るじゃないですか。あぁ!!いかんいかん!そうやって無邪気に近づかないでくれ!俺はもう猫は拾わないと決めたんだ! ・・・なんて懇願する自分の願いはよそに、「ニャ〜ンニャ〜ン」と足の周りをスリスリし始めます。ダメっちゅうに。クルマだったらいざ知らず、バイクでお前を連れて行くわけにはいきません! ・・・心の中で葛藤を繰り広げる自分の心をコイツは完全に無視です。「ニャンニャンニャ〜ン」とますます愛想を振りまいて、自分を籠絡しようとするのです。
参った!!!
アンタの勝ちです。仕方ありません。我が実家に引き取ってもらいましょう。餌?ハイハイ、自分がさらに供給数を増やしますから。ただし、5分ほど後ろのボックスの中に閉じこめさせて頂きます。
ということで、黒ずんだ白毛の、お世辞にも可愛いとは言えない仔猫は、Y−daの実家に引き取ってもらうことになったのでした。実家としては招かざる客だったようですが・・・(見るなり、『またかよ』というような顔をされました)。 どうも、迷える仔猫を見るといかんですなぁ・・・。
*中央がそのネコ。少し風邪気味のようです。
|
|
|
|