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2006/07/30(日)
トムの大往生
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朝、イオの遊び相手をしていたら、いきなり実家から電話がかかってきました。たしか実家のジージとバーバは朝から市民大清掃に駆り出されて疲れ切っているはずですが何事でしょう?
と聞いてみると、トムが死んだとの報告でした。
トムは、約20年前に拾われた犬で、生まれつき警戒心が強くて、右の後ろ足が不自由な犬でした。それが災いして、初め近くの人に里子に出されたんですが可愛がってもらえず、当時ウチに住んでいたタロウ(柴の雑種)を頼って我が実家に来たのでした。 警戒心の強さはなかなか治らず、頭をなでることさえ一苦労させるトムも、晩年はようやく悟りが開けたのか、何をされても(ビクッとすることはあっても)逃げることはなくなり、タロウ亡き後他のイヌネコどものとりまとめ・・・はしませんでしたな。ただ、一部のネコにはとても好かれていたようです。
ここ2年は、体の衰えが激しく、自分の力では歩けなくなり、ほとんど寝たきり生活を余儀なくされました。が、食欲は犬一倍あって、それがトータル20年以上を過ごした最大の原動力だったと思います。 トムは、最後の1日を実家で過ごした後、タロウの眠るペット霊園で荼毘に付され埋葬されます。この20年の生活がトムに取って幸せな日々であったことを切に願いたいと思います。・・・いかん、泣けてきた。
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