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2008/02/12(火)
メリー逝く
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先日・・・と言っても、もうかれこれ1週間前のことになるのですが、実家に住んでいた雑種犬メリーが老衰で死んでしまいました。16歳での大往生で、トム(推定20歳)に次ぐ長寿犬でした。 冬の寒い時期、近くの公園で拾われてきた時はまだ手の平の乗るような小ささで、毛がふかふかしたとてもかわいいイヌでした。最初こそ警戒心の強さでは定評があったトムと同じくらいなかなかなついてくれませんでしたが、一度心を開けば、特に自分に対しては片時も離れまいと言うぐらいべったり犬になってしまいました。それだけに、自分の思い入れが特に強かったイヌでした。 メリーはまた、打たれ強いイヌでもありました。過去に2度クルマとぶつかるというショッキングなアクシデントに見舞われ、その度にもうダメかと思ったものの、超人的(超犬的?)な回復力で何とか持ち直して自分たちをホッとさせたものでした。 ただ、そんな強靱なメリーも寄る年波には勝てず、ここ2年は足腰も弱くなり、特に最後の1年はボケが進行して、端から見て悲壮な感じがしたものでした。室内をグルグル回る、壁にぶつかる、狭いところに身を入れて出られなくなる、昼夜構わず吠えまくる・・・・などなど。死んだことはとても残念ですが、一方でメリーにとっては苦しさから解放されたのではないかという思いもあります。 タロウに始まり、トム、ロン、メリーは、自分たちに本当に楽しい思い出を残してくれました。天国でもまた4匹揃って遊んでくれることを願ってやみません。何十年かたって自分も寿命を終えたときには、迎えに来てくれるといいなーと思います(まっ、その前に自分が天国に行けるのか甚だ微妙ではありますが)。
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