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2019/11/24(日)
サターンのオートガイド
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長年の悲願でもあったサターン赤道儀の2軸モーター化がやっとこさ完了しました。 こうなるとすぐにでもオートガイドができるか試してみたいところです。
昨日の土曜日は夜半前まで晴れる予報で、出張りたい気持ちもあったのですが、ぐっとこらえてお庭でサターンのオートガイド試験をやってみました。
できるだけ本番に近い形にするため、望遠鏡も2台搭載して確認。 しかし結果は芳しくありませんでした。。。。
最初のキャリブレーションは問題なく完了(ただ、後から考えると本当にうまくキャリブレーションできたのか疑問)。 ガイド開始後、1分ほどは安定していたので、「あっ、うまく行くじゃん!」と思った途端に、赤偉がストーンと飛んで、あっという間にOB(=グラフのレンジを超過)。 PHDは「戻ってこい」パルスを必死に送るもなかなか復帰せず、戻ってきたと思ったら、今度は反対側にOB。 まるで、自分がゴルフをしているような錯覚に陥ってしまいました。
赤経側も振れが収まりません。振れ幅にして平均±2秒程度なのですが、前回はVC200Lを問題なくガイドできるだけの安定さを見せていただけに、「一体アレは何だったのか!」と呆然。
サンプリング周期、ゲイン、ヒス、色々調整するも、突然の挙動に対応できず、まだまだ今後に課題を残す結果となりました。 ここ最近ご無沙汰だった「お庭でテスト」の日々が続きそうな予感です。
*組み立て中のサターン赤道儀。白いモーターがひときわ目立ちます。
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