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2019/02/02(土)
昔の写真を引っ張り出して
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GPVを見たところ、2/1は夜半前から晴れそうな感じだったので、一縷の望みを託して出張ってみました。 しかし実際は雲が切れることなく断念。唯一の成果は、PCの画面の明るさや色をワンタッチで変えてくれるフリーソフトの効果を確かめることが出来たぐらいでした!
予定としては、「ガイドがビシッと決まって」「ピントも針でつついたようにシャープで」「淡い部分まで見事に浮き出た」星雲の写真をバシバシ処理していたはずなんですが(??)、そんな妄想はもろくも崩れ去ってしまいました。
代わりと言ってはなんですが、その昔ED115Sとかで撮影した写真をもう一度処理してみることにしました。 流石に15年近くの経験を積めば、同じ写真でも少しはマシな内容に仕上げられるのではないか?と思ったわけです。
ということで、昔のデータの在処を探すのにものすごい労力を使いましたが、めぼしい天体を見繕って再処理に挑戦! デジ一眼を導入して最初の頃は「RAWで撮影する」とか「ダークを引く」とかの知識は持ち合わせてなかったですから、ベースはいずれもノイズがばりばり乗ったJPGという、今だったら間違いなく没レベルの写真。 「あの時は撮れただけで喜びMAXだったよなー」と懐かしい気分に浸りつつ、かつ荒れた画像を滑らかな調子にするのに四苦八苦して作業を進めました。
で、結果はと言いますと、ちょっとぼかしを入れてごまかしている部分はあったものの、まぁまぁ今でも見るに耐えられる程度の仕上がりにはできました。選択マスクとか、マルチバンドシャープとか、ステライメージの機能の向上による恩恵がかなり高かったです。(当時はSI4、現在はSI7です)
他の昔写真も、もしかしたら当時のやつよりもいい結果が出るかもしれませんね。時間を見てやってみたいと思います。
*ED115Sで撮影したM51です。上が当時の写真、下が再処理したものです。
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