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2004/07/23(金)
Run entirely !! (走れ!ひたすらに!) 下
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鋭い笛の音がホームに響き渡る。 少しばかり満足感で意識を失っていた私は すぐに反応できないでいた。 某保健会社のアヒルのごとく突然現実に 引き戻された私は踵を返し ドアへ向かって走った。 それほど距離が有るわけが無い。 しかしふりかえった私は絶望した。 乗せてやらんとばかりにドアが閉まり始めたからである。 できるだけ哀れな表情で乗りこもうとするが車掌は無視。 無常にもドアは閉まり、私は取り残されてしまった。 加速していく電車。最後尾が通りすぎた瞬間友達が 笑って手を振っているのが見えた。 そう笑っていやがるのだ。 当然だろう。きっと正しい反応だ。 逆の立場なら私も笑っただろう。 でもむかつくんだよ 時刻票を見ると次の電車まで20分・・・ どうしようかと落ちこむしかなかったのでした・・・
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