徒然草
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2005/01/30(日) 本日の志向的嗜好における思考の試行
幼児が会ってでかけたのではなく、
用事があったので非と理でもなく1人で出かけた。

途中から徒歩では間に合いそうになかったので、
タクシーを使うことにした。ドキドキである。
独りタクシーなんて、ぶっちゃけ、まじ恥ずい(若作りか)。
ワンメータだったけど、運転手さんは笑顔を崩さない。
商売人だ。

用事を済ませた後は比較的いつもの
行動圏に近かったので、電車に一駅分だけ乗って
そこから散策がてら徒歩でやっぱり古本屋さんへ。

そこで見つかりしはかの「四季 春」、
「天才柳沢教授タマとの生活」の日本伊達ではなく、2本立て。
2冊で500円もしないというこの安さ。感激(ヒデキではない)。

もう2件まわると、「夏」も「冬」も買えた。
以前(15日参照ね。)秋を購入しているので、
これでコンプリート。きゃぁ嬉しすぎて、
顔から火が出ちゃう。泥でも塗ろうかしら(←明らかに間違い)。

帰りながら、「冬」を読む。
よいですなぁ、啓発されます。
なるほど、子供の方が、賢く、大人になるにつれ
自分を単純化し、自分を愚かだと思いこむ、その傾向がある…と。
いわれてみればそうか…。


まぁ読みながら考えたことが今日のメインなわけですが、

「人間は常に複数の情報を処理していて、
その選別、或いはそれを混ぜてしまわない
能力に秀でているのが天才(真賀田四季)ではないか。
逆説的に、凡人は複数情報を処理しつつ平等に処理できないため
ひとつのことしか考えていないという錯覚を抱く。」

人間は、音を聞きながら映像を処理し
そこに含まれる意味を考えながらもっと別なものを思考し
時に、空気の振動に対し自分の声帯を振るわせ
リアクションをし、そうしておきながらまた別なことをしつつ、
時には味覚、および嗅覚にまで処理を求めたりなんかして…。
ということかな。
つまりは「閑静な住宅街を友達と買い食いしながら歩いている時
ふと家は施錠したっけなんて考えていたら車のクラクションが響いて」
そういった状況。
それが可能でありながら、
「車種を選別しそのメーカに思いを巡らせ
施錠したかどうかを気に病みながら、
この後はどうしようかということを気にしつつ、
銀杏並木にまつわる思い出を回想する」
ことが可能なのかどうか。


そのことをふと考えた時に頭をよぎったのは
オーケストラの演奏。

様々な楽器が織り成す無数の音。
楽器別に選別し、それぞれの音色を楽しめるか。

その違い。
そして凡人における楽器別選別といえば
たまたまその楽器が目立つ部分だったということであり
つまりはソロの演奏であったか、或いは大きな音を出したか、
ということ。

複数の情報を処理するのは
コンピュータで画像を再生するのと同じ。
容量が大きいとリロードが滑らかに進まない。
おかげで私は本を読むときはこま送りにしなければついて行けない。
一連の動作を思い浮かべる時には動作だけを思い浮かべる。
また、一致、もしくは合致しないとしても、
いままでにみたことのある風景を展開し、それで満足させる。
つまりは全然クリエイティブでない。
創造性の欠如。まぁ想像は可能であるので不満はなく。
第一、私は案外ダンボールとビー玉だけで遊べたりする
幼い人種なので、他人にも有用な創造ができないだけであって、
独自の世界は展開されているのだ。

はぁ、難しすぎて容量オーバかも知れません…。

なんいていうんですか、
こうやって書くことが出来るのは
恐らく既に完結してしまった出来事、思考のみで、
この今日考えたことのように、
己の問いかけとそれに対して毎回同じような返答を繰り返し、
またそれの繰り返しが無限なものについては、
記録の対象外というか、
思考が記述に追いつかず、どうしてもぎこちなく、とりとめのない
不完全でやはりどうしようもない、
散文的な雑文になってしまうことが否めないのである。
これについて、解答を用意することはきっと、不可能だ。
何をもって解答とするかというのと同じ位難しい…。



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