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2005/10/10(月)
再読懐古
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ふとした弾みからついつい、村上春樹の ノルウェイの森の文庫上下を読んでしまった。 そういえば最初にこれを読んだのも秋だか冬だったか。 あの時は読み終えるために徹夜をしなければならなかったなあ。 私がきっちりと覚えている徹夜の経験はその日が最初だと思う。 ノルウェイの森が文学の歴史においてどの程度の位置を 占めているかなんて全然わかっていなくって、 その語り口に、大学生の一人暮らしという環境に、とても興奮し、 時折顔を覗かせるセクシャルな描写にたまらなくどきどきし、 「徹夜も経験したし、大人向けの本だって読みきってやったし、 自分も成長したものだ。きちんと新聞だって毎日読むし、 だからといって特に自惚れることも無くよくやっているよ」 とかなんとか思っていたのです。 うーむ、昔の自分は馬鹿で阿呆で愚かだったなと書こうとしたのに、 中々私は昔からよく出来ていたような気がしてきました。 一番可愛いのは自分だということでしょうか。 とりあえず、青春のワンページです。
……小学六年生のどこが青春か。
--- 明日からは小食と運動の強化週間といういうことで。
--- 理由あるシェアリング 訳在って分け合う。
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