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2005/12/27(火)
収拾がつかない
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アマゾンに発注していた、スズキユカさんの漫画、 「おうちでごはん」が、今日の正午前届きました。 彼女の作品は「女王の百年密室」シリーズを読んだことが あります。けれども、こちらの方が気に入りました。 まだ一通り読んだだけなので、キャラクタが誰が 誰なのかよくわかってませんけどね。
さて、二十二日に降った雪は、まだ幾らか解けずに残っています。 道路の隅、日陰、庭など、比較的白さを留める箇所もあります。 そう、その様に雪が解けぬほど寒いとは言うものの、 流石に日も射しますし、車の排気ガスは暖かいので、 大部分はもう殆どなくなっているのですが。 そんな中、奮闘しているのが以前作った雪達磨。 顔だけが消失し、胴体だけが郵便受けの下に転がっています。 あの子の頑張りだけは、私、受けとめてあげようと思うの…。 お前・・・。 あなた…。 妻の眼から、つうと涙が零れ落ち、頬を伝う。 やだ、私ったら…。こんなんじゃ、あの子の支えになんてなれない。 馬鹿言うな、あいつはお前が傍に居ればそれで満足するよ。 そうかしら。 そうさ。 そうかも知れないわね。ありがとう。 妻はハンドバッグから白いハンカチを取り出すと涙を丁寧に拭いた。 さぁ、私、頑張らなくっちゃ。あの子の為にも、あなたの為にも。 ああ、頼りにしてますよ、ママさん。 頬を赤らめる妻。 二人の子はいつか消えてしまう。しかし、それも自然の摂理なのだ。 事実は受け止め、その上で最善の形で子を見送ってやりたい。 二人の意見は一致していた。どのような困難が立塞がろうt………
--- 海が間を分かつ島。 わか「つしま(対馬)」。南北に分かれております。
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