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2005/02/09(水)
河川敷はタクラマカン
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タクラマカンというのは、
砂漠の名前で、中国の奥地にあります。
ウィグルの自治区でしたか。
めちゃくちゃ広い砂漠なんですよ、これ。
なんでもタリム盆地の270,000平方キロメートルをしめるとか。
その「タクラマカン」の意味ですけど…
って、いい加減本題に入ります。
さて、この日は前日に流れた
マラソン大会があったわけです。
前日夜更かし気味の植田は、
微妙に身体が疲労してて、
そのわりに授業がないので
思わず微笑とか浮かべそうだったわけですが。
（本当に浮かべてたら薄気味悪いですね）
で、現地集合。
号砲の合図で走り出すわけです。
その距離ゆえ、ばてるのが恐くて、
ゆっくり走りました。
えぇ、今は少し後悔です。
うーん、そんなことないか（笑）。
まぁ走ってるでしょ？
足元が前日の雨の所為で
ぬかるんでるんですねぇ、うぅ、気持ち悪い。
で、河川敷なので、距離感が掴めません。
折り返し地点まで来るとほっとしたもんです。
だって、二分の一は走りきった証拠ですし。
ふぅ、暑くて、いやどっちかっていうと
熱くてしんどいよぉ…
あれ、ゴールは？
もうね、むしろ、これはゴールがないのではないかと。
ひょっとして、私が進めば進むほど、
ゴールも退いていっているとか…。
そんな想像が頭の中を駆け巡ったり。
本当、人間って、
今いる位置とか、
そういったものが、
出来るだけ具体的に判らないと、
がんばりにくいというか、
いまいち釈然としないなぁ。
そんなことばかり考えていました。
ゴールはまだまだ先のようです。
タクラマカン砂漠、現地語で、生きて帰ってこられない砂漠。
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