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2005/09/30(金)
秋空と水泳
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一度体育の水泳の授業を欠席したことがあったので、 絹衣(仮名)と水泳の補充授業を受けに行った。 すると一年の時のクラスメイトが居たりして、 そこそこ楽しかった。補充授業といっても、 課せられた距離(私は四百メートル)を 無理ない速さで泳ぐだけ。
流石に制服から水着に着替えた時も シャワーを浴びた時も入水した時も、 冷たくて堪らなかったけれど、泳げば慣れる。 そもそも今日は飛行機しか白いものが見当たらないくらいの、 よく晴れた空だったから、気温はそこそこ上がっていたし。
二十五メートルプールをクロールや平泳ぎでのんびり往復。 特にクロールは楽。二十五、二十五、二十五、二十五…。 のんびりすればする程に、思考の速度が遅くなり、 次第にシンプルなことしか考え られなく なって いく。 ゴーグル越しの 青い底に 人の見える プールサイド に 視線が 注意が 向かって いって 。 正しいフォー ムは 何だろう。 体をひねれ ばいい のかな。 左手 右手 左手 右手 交互に繰り 出す 、 順に 織り成 す、 リズムを 大切 に、 水は 呑んでは いけま せん。 とにかく それ ばっかりで リズミカルな 緩いメトロノーム カッコ カッコ カッ…。
枝や葉や"何か"がゴミがプールの底に散乱していようとも、 水が溜まっていて、 僅かな水流を感じられて、 冷たさが脳を刺激して、 日光が全部を透過していて、 さらに人数がコースに三人しかいないと、 この上ない条件だと思うわけで。 多分これが高校最後の水泳になるのが、 惜しくもあり、嬉しくもあって、参ります。
--- 小食宣言実施中 運動増量宣言実施中 結局七百メートル泳ぐ。
--- みかんはあかん そんなことないけど。
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