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2006/04/20(木)
文に季節感を持たせたい
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桜が昨晩吹き荒れた暴風で、すっかり 散ってしまい、散って花弁の絨毯にでも 成ってくれれば風情もあるというものですが、 それすらどこかへ散り散りになってしまい、 もうまったく、面白味の欠片もありません。 しかし、嵐の予兆だった、強風で 舞い上がり吹き飛ぶ牡丹雪の様な 風景をみられましたから、良しとしましょうか。 自然相手に私が許す許さないもあったものでは ないかと存じてはおりますが、それはそれで。 あの桜だってどうせ植樹されたものでしょうし、 そういう理由も手伝って。 まあそんな理屈っぽいことを言っても しょうがないじゃないかといったのは、 確か正岡子規でしたでしょうか。 和歌はあくまで情緒的であるべき、といった批評文が 国語の問題集に載っていたような覚えがあります。 気迫のある、物凄く辛辣な口調で、 何かの憂さ晴らしかとも思いましたが、 流石に職業作家として、それは無いか…。
06/04/21 00:21
--- 「このスシに入った緑色の香辛料は何?」トムは尋ねた。 「ああ、それはね、ワビサビさ」アキノリは洒落を言った。 ほう、これが噂の、とトムは素直に頷いた。
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