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2006/04/06(木)
大きく口を広げて
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国語は現代国語を終らせました。 読んだことのある村山由佳女史の 『星々の舟』が問題文になっていて、 妙な親近感を覚えました。 あまり好きではなかった重之という 老人の話だったのですが、 問題として何度も読み返すうちに 味わいのようなものを得ました。 特定の部位だけ取り出されて、 目の前に置かれると、そこにある種の 宿命的な必然、といえばいいのか 運命の意志みたいなものを考えないでも ありません。殊に既読の文章である だけに、人生においての、強調、というか。 もっとも、そんなことは、七日も経たぬうちに 忘れてしまいそうですが。
ああ、その問題集を解いているときに、 家人が誰も居なかったので、 大音量で音楽を聴いていたのですよ。 うちの家は安普請なのか戸が薄いので、 留守の時くらいしか、そんな機会がないので。 で、繰り返して聴いた楽曲であった為に、 鼻歌程度なら歌えるようになっていたのです。 それで、気分良く、まるで入浴しているかのように 大声で歌いまくっていると、階下から、祖母が 「ただいま」と。それが何度目の「ただいま」 なのかも、わかりません。応えるのに やたらと時間をかけてしまった気がします。 どうか私の酷い歌声を耳にしていませんように……。
--- 飼料の資料 肉骨粉がどうとか。
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