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2006/08/10(木)
八月十日
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昨日散々綴られた、植田のNINTENDO DSへの愛であるが、 しかし、植田の妹は部活動で忙しくしているので、日中はお預けの状態である。 彼女が不在の時間帯に貸せば良いのであるが、しかし自分が進んでいないステージを 先に兄弟に越されてしまうのはあまりに癪らしく、どこかへ仕舞ってしまって植田は出来ない。 勿論、植田にもその気持ちは充分に理解できることであるので、別に不満ということはないことになっている。 さてまあ、つまり最大の娯楽を取り上げられてしまったので、植田は何となく手持ち無沙汰である。 DSの代わりに参考書や鉛筆を手に取ればこれは非常に評価できることなのだが、 お盆だしなあと、百時間ほど気の早い理論を持ち出してそれらを放り出している。 さて、代わりに手に取りたるは漫画である。観音開きになっているのがDSの様で愛らしいではないか。 大きさも近からずとも遠からずと、手にしっくりくる。 目くるめく幻想の世界に浸っていれば三度の飯と入浴排泄以外、現実生活に何ら価値はないのではないだろうか。 何度か読んだものを再読しているだけなのだが、それでもまだ飽きることはない。 いや、むしろ読み返せば返した分だけ、細かく描きこまれた科白等に気付けて楽しめる。 世界で一番成熟した市場に出回って結構なシェアを誇っている作品である。 さあさて、どうして面白くない理由があろうか。 が、まあ、無論、単なる逃避に過ぎないことは本人が一番わかっていると思います。
--- 羽越本線沿線に住む優越感 ゆう、うえつ、です。
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