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2006/08/20(日)
八月二十日
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植田が目を覚ますと、夜の帳と共に降ろされていた頭痛が日の出と一緒に引いている。 寝付けたということは夜の時点で痛みは退いていたということなのだろうが、 その自覚はなかったので、一日の始まりと同じくして体調も再構築された気がし、 少々寝過ごしたが、植田には気持ちの良い朝だった。 昨夜は、頭痛の退いた時に代わって弱い腹痛が植田を襲い、 本当にロクでもない体調だったので、正常な状態へ回復したことを植田は喜んだ。 だが、昨夜の気分を引き摺っていることも確かなので、あまり優れない。 なんとなく鬱々とした気持ちであった。 というわけで、一日横になって本を読み、MDに耳を傾ける。 まさに療養という感じだが、やはり精神には効く。 随分と楽になったので、外食にも随行できた。 ざるそばとカツ丼が美味しかったそうだ。
--- 「これらのコレラ菌が…」 疫病は嫌ですね。
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