徒然草
うーむ、面白い文章を書きたいものです。

ところでお気に入り登録はホームをお願いします。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2008年11月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新の絵日記ダイジェスト
2016/01/24 読書記録メモランダム
2015/11/14 現在の積読状況
2015/01/01 旅行振り返り
2014/09/18 音楽
2014/09/15 遊び回る

直接移動: 20161 月  201511 1 月  20149 3 月  201312 7 3 月  201212 11 10 8 7 6 5 2 1 月  201112 10 9 8 7 6 5 2 1 月  201011 10 8 7 6 5 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月 

2008/11/18(火) 戦いに勝ったのだ
 二週間くらい前から分かっていたことですが、
今日は私の所属するゼミナールの飲み会でした。
しかも、普段一緒に過ごしていない上回生との合同コンパ。
普段の二回生だけのゼミですらろくすっぽ口をきいていないので、
幾度も欠席という言葉が頭をよぎりましたが、
しかし一応出席することも礼儀と決心して参加しました。
先週くらいから「休みたい休みたい」とこぼしていたのですが結局出るあたりが私らしい優柔不断さです。
駅に待ち合わせたのはクラスの子が十人、先輩らがその倍といった数で、
クラスの子は半分しか来ていないので休めば良かったと心底思いましたが、
でも、折角参加するわけですから、普段のゼミでも普通に喋れるように、
仲良くなるには多少無理矢理さあろうとも今しかないと決心して、
駅の改札で集合した時から頑張ってまずはクラスの人に話しかけました。

 初対面(正確には週一回顔は合わせているから今更ですが)ならではの会話
(「出身地どこ?」「下宿?」「今日人少ないね」「寒くない?」「お腹空いたね」)を続けて、
なんとか駅から移動して座席に座るまで持ちこたえられました。
同回生同士で固まって座ったので、ずっとそういう話を隣の子としている内に飲み会が始まりました。
始まってしまうと、仕切りたがりな人というか、
リーダシップのある人というか、物怖じしない人が場をまとめて仕切ってくれて、
喋ったことのない人の恋愛話をきいたりだとか、変なゲームをしたりで、
場に合わせて笑ったり頷いたりしているだけで時間が過ぎました。
楽でした。好きかどうかは別として、そういう人の存在も大切に思います。
そういう人を中心に出席者が互いに顔見知りになれたら次から楽ですからね。

 で、適当に笑いながら細々と食事していると、
近くに座っていた上回生の先輩達が話しかけてくれて、
なぜかえらく気に入られてしまいました。
「すごい初々しいな自分」とか、「かわいー」って、
まあ半ばかからかっているというか、完全な褒めではないないのですが、
とはいえ言われて嬉しくないわけではないのでありがたく聞いていました。
自分が小型犬になって散歩に連れ出されたら高校生が寄って来たような気分になりました。
そしてこの伏線があとで活きてきます。

 それは、いざ解散となって二次会に行く人を先輩が募った時に、
残りやすくなったということです。
「先生から軍資金預かったから二回生はただ飯かただボーリングだよー」
と言っていたので、
「ただ飯なら行きますよ」
と立候補できました。
先輩主導で場が動く時にコネクションがあると乗っかるだけで済むので凄く楽です。
結局十人ほどの先輩らと私以外は帰ってしまったので心細かったですが、
本当に全額おごりで夜景のきれいなバーで食事できたので良いです。
帰った同回生の何割かは帰らずカラオケに行ったような雰囲気があるので気になりますけど。

 ですが、バーでは食事していただけでなく、
本読みの先輩方がいて、村上春樹と三島由紀夫とトマス・マンの
話をさんざんできて、
そんな話滅多にできないので大興奮でした。
先輩に「君、読書とかしなさそうなタイプやと思ったのに中身濃いな」と言われ、
前半部分に非常に困惑したものの、感心してもらえたなら文句はありません。

 結局終電がなくなったので仲良くなった先輩の家に数名の先輩とともに泊めてもらいました。
文学の話で盛り上がった人です。
真夜中に色々(恋愛、死生観、学業、進路)語り合った末、寝て、
十九日の昼間にお暇したのですが、名前をちゃんと聞いていない上に、
メールアドレスなども交換していないので、
折角仲良くなったのに次会えません。
当初の心配がすべて杞憂となったことは喜ばしいのですが、
そればかりが心残りとして悔やまれるところです。

---
「こんぱんは、それではコンパをはじめます」


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.