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2009/10/13(火)
絶対勝ーーーーつ
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三日間のバイト疲れと、スラムダンク読破の試みのおかげで、 六時に起きるつもりが十六時になってしまいました。 一限から四限まで講義が詰まってたのになあ…。 寝ブッチというかサボタージュは学生の特権だけど、 本当の怠業になってしまっては意義がないですよね。 せめて誰かに会ったとか、どこかへ行ったとか、 そういう、何かを講義より価値があると判断上でのサボりなら大目に見られると思うのですが。 というか半日眠ってもそれでも睡眠が足りないのは何故だ。
ところで、スラムダンクは友人に完全版を借りて、数日で一気に読み終えました。 久しぶりに体を動かしたくなる。 ランニングでもするかと思い立ったものの行動が伴わないのはいつものこと。 でも、ひたすらに体を動かすことの気持ちよさに対する飢えが生まれたのは本当。 息が上がる苦しさ。汗にまみれる不快感。全てを投げ出したくなる感じ。 でも、その辛さは気持ち良さと紙一重です。 もう動けないという点まで来て、止まって、 冷静になるとまだ動ける、と思うあの感覚であるとか。 私は中学の時バスケットボールをしていて、 結局それはまったくものにはならなかったのだけれど、 それでも今考えるとボールをてのひらで操る感触や、 シュートを放ちボールがネットに落ちていく放物線、 或いは床とバッシュの立てる摩擦音など、全ていいものだったと思います。
フェイク。速攻。ディフェンス。ファウル。汗臭いゼッケン。 タイムアウト。パス。ドリブル。バスケットカウント。 3点シュート。手首のスナップ。テーピング。トラベリング。 日差し。モップ。挨拶。上下関係。5対5。引退試合。 ああああああ青春だったよなあ。 中学。中学生かあ。 非力で、不器用で、頭でっかちで…。 自分を賢いと信じていて、世界が間違っていると間違えて。 怖い先輩と怖くはない先輩を区別していて。 後輩にはなめられて。(まあそんなの今もだけど…。) 異性に対する恐怖と憧れ。 緊迫感のない公立高校受験。 バスケット、インターネット、睡眠、読書、談笑。 余裕がなくて、色んな事が苦しかったし、楽しめなかったから、 今もう一度体験したいとは思わない。 むしろ、もがく私にロープを投げてやりたい。 けれど、色んな事が楽しかったし、苦しみもなかったから、 だから今思い出して懐かしい/いい思い出だなんて呑気なことが言えるんだよなあ。 遠くへ来てしまった…。
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