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2009/03/22(日)
誘い誘われ
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私がアルバイトをしている本屋の常連のお客様で、 特別私を贔屓にしてくれている方がいるのですが、 今日、私がいつも通り小さな本屋でぼんやり店番をしている時、 近い内にその方の蔵書を整理して目録を作るアルバイトをしないかとのお誘いを受けました。 突然、「やあ植田さん。 ちょっとこちらへ…」と、カウンタから通路に呼び出され、 「あなたね、よく働いているようだけれども、 こういう事を聞くのは失礼かも知れないけれど、 月に幾らくらい貰ってるの?」などと尋ねられるので吃驚しました。 しかし答えると、「ふうん、いい話があってね、 春休み中、時間があるなら私のね、家の本を整理して貰えないかな、 もちろんお礼はするからね」と続けられるので質問の意図が分かった次第。 つまり、おおよその本屋の時給くらいは出すから働かないか、という話です、多分。 もちろん、お店でしか接点のない方のお宅にお邪魔するというのは、 一分の危険性もないと言えばそうではないですが、 問題はないと判断しました。 私は若く、一方相手はもう本の表紙を読むのすらしんどいお年。 何かあっても勝てます。 それに、当然の事ながら、信頼関係ももう成立しています。 去年の夏からの顔見知りですし、顔を合わせるたびによく話しますからね。 なので、いつかはわかりませんが、突然の仕事が入り、 その後に思わぬ収入がありそうです。 これが誘われた話。
誘った話は…デートです、率直に言って。 「ワルキューレ」という映画が観たくて、そのついでに。 映画の筋書きは、世界大戦中に、 ヒトラーを暗殺しようとドイツ軍の将校が企むというもので、 スリリングなドラマに仕上がっている模様。 主演に私でも知っているトム・クルーズがキャスティングされています。 「戦時」の「ドイツ」で「軍人」が「謀略」ですよ!! 少なくとも私は観たくて観たくて仕方がないです。 デートは、この映画の魅力に後押しされて勇気を出した結果です。 ここで勇気が出なかったら同性の友人を誘うつもりでした。 だから、とにかく、デートもいいですが、今回は映画が楽しみです。実に。
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