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2009/06/04(木)
ホリディ
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何の予定もない日だったので、 大阪か神戸か京都で誰か誘って、 ピザだがパスタだかを食べようかと考えながら3時に寝る。 起きると13時頃だった。随分と寝ている。
携帯を見るとメールが来ていて、地元の友達に誘われていた。 夕食はいつもたまり場にしているファミレスに決定されたようなものだ。 二日連続で食べたい物を食べられなかったが、 気の合う楽しい友人達と食事する喜びには替え難い。 友情は特に美味しくないものを特別美味しく思わせる最高の欺瞞装置だ。 友人と集合するのは夕方以降ということだけを決めて、 私は休日をこれでもかと満喫することにした。
手始めに昨日ツタヤで借りてきたDVDをPCで見る。 私の家で一番映像と音響の良いのはPCだ。 家にはブラウン管のテレビしかない。 DVDのタイトルは「トゥモロー・ワールド」だった。
内容はよくある(?)荒廃した未来系SF。 人類に子供が生まれなくなって十数年たった未来のイギリスが舞台。 強権的な政府、荒廃した都市、爆発と血飛沫とヒューマンドラマ。 まさに私好みの映画だ。 展開やドラマはそんなに面白く思わなかったが、映像はとにかく良かった。 全く活気のない農村の小麦畑をボロボロの自動車で走るシーンと、 不法移民キャンプでの戦闘シーンは素晴らしいものだった。 特にキャンプでの戦闘はたまらない。 人がパン屑みたいに扱われる戦争描写は強烈なカタルシスと嫌悪感を与えてくれる。 カメラに血の飛沫がつくというのは斬新だった。 そのままカメラは主人公らを追い続けるのである。 そして戦闘を一つの山場に、映画は静かに終わっていく。
まずまずな鑑賞後の余韻に浸りながら自室へ戻る。 昨日書いた「スペインと宇宙食」を読みながら、 その作者菊地成孔の参加しているバンド 「デートコースペンタゴンロイヤルガーデン(DCPRG)」のCDを聴く。 菊地が作詞もやっているようなのでてっきり歌入りの曲だと思っていたら、 ジャズだった。 ジャズは演奏しているところを見ながら聴きたい。 絶対その方がのめりこめる。
本を読み終わり、長く洗っていなかったタンブラを洗い、 永らくつけていなかった読了記と日記を書き、 親の寝室に借りっぱなしの電話の子機を返しに行き、 それでも暇だったので友達にいつ会うか決めるため連絡をつけた。
昨日入浴しないまま寝ていて不潔だったので、 とりあえずお風呂に入ってから家を出る。
夕食は予想通りファミレス。 メンバもいつも通りの三人組。 そこからツタヤ、公園、古本屋と転々とする。
解散は二時過ぎ。 友人二人から合わせて30枚程のCDを借りたので、 次々とiTunesにインポートしながら日記を書いている。
クールなエッセーに影響されて饒舌になっているのと、 インポート時間が長いのとで今日の日記は最近では稀な長さになった。 いい加減冗長なので今日はここまで。
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