徒然草
うーむ、面白い文章を書きたいものです。

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2010/11/10(水) きゅんきゅんするー
予防接種の様に、わざと不安な想像を注入して、精神の均衡を保つ必要が在る程に昂揚している。
と、云うのも、此の一週間の事態の変転が、私の個人史に於いて、革命が如き意味を持つからなのであった。
そもそもの起源は一ヶ月程前に遡る。後藤田と云う人を友人とその恋人が紹介してくれた。我々四人はアルコールや世代の持つ軽薄さを媒介に難無く打ち解けた。
当初、私は…。

なんて書こうとして余りに恥ずかしいので止める事にします。
要は、後藤田って人と仲良くなって、何回かデートした。
其れで、良い人だなと思って好きに成りかけてた所で、距離を置きたいと告げられた。
斯うして踏みつけられたアルミ缶みたいに心が凹んだのが一週間前。
友人の助言を頼りにしながら、私の気持ちを(ほんの少し大袈裟に)伝えたのが其の数日後。
頷きたいけどそれじゃ色んな人に申し訳が立たないと云うので、代替案を出した。
「年が明けるまでお友達でいよう」。
後藤田が其れで納得したので、可笑しな事に、自分達で友達以上恋人未満に成った。
其の時の後藤田の態度が余りに愛おしかったので、私は昂奮した。
あらゆる友人と後藤田と私のエピソードを話している内に、後藤田の良さを理解して、告白した時より好きに成っていった。
余りに長く友人と同じ話をしていた所為で時間の感覚が正に安物の時計が如くすっかり狂っていた。
ようやっと昨晩友人を私の家から帰して、一先ず少し落ち着いた。
その矢先。後藤田がアルバイト上がりに会いたいと云うので会いに行ったのがつい四時間前の事。
単なる友人として年内を過ごす事は自分達で決めた事だが、全く矛盾する事をして帰って来た。
と云っても手を繋いで寄り添っていた程度の事なのだが。
と云っても途中から二人の告白大会と成っていたのだが。
冷静な友人の一言を思い出す。
「好きおうとるのは分かるけどな、最初からな、何でもやってもうたらさっさと別れてまうで」。
私の浅い浅い、八郎潟の様な恋愛経験からも、此れが真であるのは理解出来る。
態度とは裏腹に理性的な行動を銘じて置く。

なんつってなー。love love loveずっきゅんです。


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