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2010/06/09(水)
この文書はフィクションです
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もしあなたが朝から両親が諍いを起こす様な家庭に暮らしたとして何か幸せなものを得られるでしょうか。得られませんね。もし幸せを得られるとすればあなたは人非人です。或いは修行僧ですが、修行僧は人を超えようとする意味では広義の人非人です。
さて、その様な出来事の為に私は全く不快な朝を過ごしました。11時からの用事の為に7時には家を出る様な不快さです。 「鳩山みたいな奴やな」 と自分の嫌いな政治家を挙げ彼は言いました。 面と向かって言いたい事でもないので論理的にここで反論します。
まず彼が鳩山氏を嫌いなのは理想的公約だけを掲げ、実行力に欠ける点です。 では、と問いたい。 私の自動車教習の費用を負担すると言いながら「お前自分で出せへんのか」といきなり怒りながら聞いたのは彼です。私は自分で出すと最初から言っていたはずです。辺野古から最低でも県外といいつつ辺野古案へ戻った鳩山氏とまるで同じです。
次に嫌いなのは財政よりも人気取りに走る(様に見える)姿勢でしょう。 財源緊縮自己負担主義を掲げながら他の世帯構成員にとり無駄な買い物を時々するのは誰ですか。照明とテレビを付けたまま居間で寝るのは誰ですか。コーヒー粉があるのに缶コーヒーを買うのは?夜食をいつでも用意しているのは?食事があるのに惣菜を買うのは?事業仕分を無駄にする子ども手当を制度化した鳩山氏と似ていますね。
また、適当に公約を公言しながら完徹しない姿勢も彼が鳩山氏を嫌う理由でした。 彼は以前「自分の話し方にも問題があるなら少しずつでも治す」と言いました。 「鳩山みたいやな」発言で彼の先の言葉がただの口約束である事が露呈しました。自分が最も忌み嫌う政治家の名を挙げ配偶者を遠巻きに非難する男に反省を認めろというのは不可能なことです。 マニフェストに載らなければ、ただの思いであり翻しても問題ないと釈明した鳩山氏の様です。
鳩山氏よりタチが悪いのは選挙や世論というもので交代出来ないことです。 ただ、替わって欲しいとも言いません。君主の無能を嘆きながらも君主制には文句がない為に革命を起こさない臣民と同じです。幾ら無能…というより不満が多くとも、臣民は現在の生活を捨てるなら妥協を取るのです。
さて、長々と書きました。これは鳩山前首相を非難する為に家族生活に置換した政治文書です。 我が家は全く平穏で私は今日も充実しそうな予感に満ちています。 皆様の御多幸をもお祈りします。
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