徒然草
うーむ、面白い文章を書きたいものです。

ところでお気に入り登録はホームをお願いします。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2012年2月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
最新の絵日記ダイジェスト
2016/01/24 読書記録メモランダム
2015/11/14 現在の積読状況
2015/01/01 旅行振り返り
2014/09/18 音楽
2014/09/15 遊び回る

直接移動: 20161 月  201511 1 月  20149 3 月  201312 7 3 月  201212 11 10 8 7 6 5 2 1 月  201112 10 9 8 7 6 5 2 1 月  201011 10 8 7 6 5 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月 

2012/02/22(水) 五年次
昨日は、夜勤のアルバイトに備えて、夕方から晩御飯迄の時間寝ていました。
起きた所で、親に二通の封筒を渡されました。
一つは、恋人を伴って行く旅行の行程表でした。金沢へ行きます。
もう一つが、大学の事務から送付されたもので、卒業要件単位の修得を認めるものでした。
どちらも大して厚さに変わりは有りませんでした。
何と、呆気無い。
大学からの便りには、「卒業おめでとうございます」「卒業式の詳細については別紙を参照して下さい」、と云う様な事が書いてあるばかりだった。
去年、私の多くの友人は、此の特別大した事のない紙を、特に感慨が起こる事も無く平静に受取ったのだと思うと、目眩がする様だ。
しかし、一先ずは慶事である。
ようやっとの事、私も天下の学士様である。
五年も掛けて、金子も時間も浪費に浪費を重ね、僅かばかりの教養を得、今更ながら社会に出る。
社会に出る事に、以前の如き昂揚は無い。
空しさも少しは、有る。
ただ、それでも、留年は私に、反省する猶予と、勉学の機会と、楽しい浪費の延長とを与えたとも思える。
今でも、仮に順当に卒業していたら、と考える事は有る。
後悔ばかりが募る。
しかし、結局何とか成った。
これからも何とか成る、とは思えないが、それでも、きっと、将来困苦の際に、此れ等の経験は前向きに考える論拠と成るだろう。
私はポジティブさ信仰は大嫌いだが、「頑張ろうと思って頑張る事」が必要な時が有る事は認める。
ああ、何と言えば良いか。
結局、今どう思っているかがはっきりしていない。
喜びや、安堵や、冷笑や、不安や、口惜しさや…。
だから、文章もまとまらないのだ。
口調すら安定しないのは、高校の時以来かも知れない。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.