|
2013/12/29(日)
思い立ったが吉日
|
|
|
十二月は働き詰めで本当にしんどい思いをしました。 しかし、その甲斐あってかないのか、年末年始はしっかりとした休暇を頂いています。 十二月がこんなにも忙しいというのは聞いていませんでしたが、 冬休みがきっちりあるというのは聞いていましたので、 それを利用して遠くに行こうと、十一月頃からずっと考えておりました。
そして、先日二十八日が丁度飲み会でした。 どうせオールする流れになるだろうなと思っていましたら、その通りになりました。 普段休みの日は寝坊勝ちですが、予想通りオールナイトでしたので、朝は起きた状態からスタートする事となりました。
それを利用して、帰宅後すぐさま荷造りをし、寝てしまう前に家を出、 ミドリの窓口ですぐに東京行き新幹線の切符を手配しました。 意外な事に、全く混んでおらず、好きな席を選ぶ事ができました。
合間に仮眠を挟みつつ、深夜特急の文庫版の四巻を読んでいる間に私は東京についていました。 そこから大崎を経由して国際展示場迄行き、初めての冬コミに参加しました。 目当てのサークルだけパッと回って九十分後、私は既に浜松町近くの日の出桟橋へ向かう水上バスの船上におりました。
日の出桟橋から浜松町まで歩き、浜松町のミドリの窓口で時刻表の路線図をずっと読んでおりました。 そこでは、水戸で一泊して偕楽園へ行くかどうか延々と逡巡しました。 かなり時間を無駄にしましたが、結局諦めました。 北へ行く、というその一心で始めた旅行なので、茨城県でぐずぐずしている暇はないと自分に言い聞かせました。
結局、券売機で青春18きっぷを買い、浜松町から京浜東北線で日暮里へ向かいました。 日暮里の本屋で分厚い文庫を買ってから、常磐線に乗り換えました。 一先ず水戸迄出て、一旦下車しました。 水戸駅ビル内のエクセルシオールカフェにて店員さんの許可を受けた上で電話を充電しました。 そこから再び常磐線にて、福島県いわき市迄ずっと鈍行で向かいました。 どんな所かと思っていましたが、京阪本線の樟葉駅前とJRの明石駅前の町並みを足して割った様な、そこそこお店もある、都会でした。 太平洋側の気候だからなのか、寒いことは寒いですが、雪もなく、それならば滋賀県彦根市の方が余程雪国の風情がある位だと思いました。
しかし、このいわき市すら私にとっては通過点であり、明日はより北上します。 私の人生上、空白の土地であった東北地方を、もっと多く観察してやろうと思います。
|
|
|