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2004/11/15(月)
Ray of Sunshine
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ぢつはジキルはローソンでバイトしているのだが 今日はバイト中に奇妙な客が来た。 彼は一見40代、ていうかまんま40代。 なんかかなり濃いぞ!な男だ。 まず彼はパンとコーヒーを持ってレジの前に立った。 そのオーラに気圧(けお)されぬよう、気合を入れてレジをうった。 「こちら2点で〜のお買い上げです」 俺は震える体を抑え、会計を済まそうとした。 その時だ!! 男はおもむろに後ろを振り返ると、獲物を見つけた獣の目で後ろの商品を手に取った。 それは ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「二人はプリキュア」の食玩・・・
その瞬間、俺は悟った。
間違いない!奴はヲタだ!! 俺と同じにおいのする奴を俺はマジマジと見た。 買うのか!? 買ってしまうのか!!?
そして奴はつぶさにこう言った。
「これも」
その瞬間、奴の勝利は確定した。。。
俺は清算を済まし、奴を見送った。 しかし奴の恐怖はそれだけでは済まなかった。
しばらくすると奴は戻ってきた。 そして俺を見つけるとこう言った。
「これ、1番が入ってるわけじゃないんやねぇ」
そう、これは箱の上部にどの番号の食玩が入ってるか明記されてるのだ。 奴はこう続けた。
「1番か2番が欲しいんやけど・・・」
3、4、5はもう持ってんのかよ!!!!
まちがいない。奴はもうコンプリート寸前だ。
「交換してもいいかな?」 オーケー、俺の完敗だ。どうせバーコードは同じ。 好きなの持っていってくれぃ。
ただし今度うちの店に来た時からお前のあだ名は「プリキュア」な。
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