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2004/12/01(水)
掲示板という場所
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ネットの掲示板はコミュニケーションの為の便利ツールだけど、その性格を自覚しないでいる人達にとってはとんでもないトラブルの元となりかねない。
まず言いたいのは掲示板になにかを書き込むという事は「あなたの言いたい事を天下の往来で叫んでいるようなもの」だという事を自覚して欲しいって事。
「なんか言ってる」と聞き流す人 「え?!ちょっとまってよ」と思わずチェックする人 「ほうほう、面白そうな事いってるじゃん」と野次馬に高見見物な人 「なんで・・・?」と困惑する人 「そんな事いう人だとは思わなかった」と怒る人
それはもう、その内容によって書いた本人ですら思いもよらぬ反応を引き出し一躍渦中の人となる事だってありえないんである。
始末に負えないのは「この掲示板の管理人の為」という援護の下に書き込みに来る人達と「アナタの言ってる事は間違ってるじゃ〜ん」とそんな人達を刺激するような内容をわかっていて敢えてする人ね。 そーいう事を楽しんでたりする風情すら伺える。
掲示板の管理人にしてみたらたまらない(苦笑)
怖いのは無知による書き込み。 ネットをある程度知って経験すると、ヨソでの出来事をそこの人は知らないはず、と全く別な掲示板にかるい立ち話感覚で投稿すると、投稿の話題にされた人が「アナタは場所によって言う事が違うんですね」とここの掲示板には来た事がない人だと思ったから安心して書いたのに見つかって当事者と周囲の人達を巻き込んでの大げんかになって今までの仲良しこよしムードが全て吹っ飛んじゃう。
ネットは何処で誰が見ているかっていうのは実は当の本人が黙っていたらまずわからない。
ま、それ故にアクセス解析サービスがドーンと流行ったんだろうなぁと実感する昨今。。。
実は日記もそう。
本人は自分の手元にある大学ノートにでも気軽に書き込んでいるつもり。 でも、ある種の人達にとっては、その内容はいい憂さ晴らしのタネだったりする。
家電化しつつあるパソコン。
少し前まで、ある程度は本人が四苦八苦しないとアクセス出来なかったオンラインの世界は今では幼児から老人までおそるおそる、でも簡単に入り込める場となってしまっている。
自宅でパソコンに向かっているだけで世界中の人達と簡単に友達になれる素晴らしい道具。
でもね、それは「自分が都合の良い時に都合が良いように解釈している世界」でもある。
どうか酔いしれないで欲しい。
オンラインとリアル、とカタチこそ違うけどモニタの向こうにいるのは『この場でしか知り得ない相手の顔』だと言う事を忘れないで欲しい。
ちなみに私は「HPなんてマスター○ーションの自己発露だ」と言い切った人が忘れられない(笑)で、その人自身にはネットはナンパの手段だったらしい。後日、そこの掲示板で知り合った数人から「あの人はね・・・」ともっともらしいメールを頂戴してなるほどなぁと納得した次第。
ま、そこの色んな話題沸騰熱気盛んな交流があった掲示板も廃れて今は閑古鳥が啼いてます。そんなになった原因は、古株の常連1人の「妬み」から発生した行動からでした。
掲示板はとても素晴らしい出会いがあるけれど、結局はそこにくる人間の節度が要なんですな。お互い自戒して楽しみましょ。
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