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2004/12/02(木) サマワ自衛隊
今日の産経新聞総合版に興味を惹かれる記事が載っていた。
ネット検索したけどオンラインでは出ていないその記事は今渦中のサマワに派遣されているサマワ自衛隊 田浦正人隊長のインタビュー記事。
任務が軌道に乗るまでの苦労、工夫。そして現地の人達の率直な反応の様子などが記述されている。

<<抜粋>>
Q任務が軌道に乗るまで苦労したようだが、どう克服したのか。
A連合軍暫定当局からイラク暫定政府への主権委譲前は、部族の陳情を受け人道復興支援を行う『陳情型対応支援』だったが、これを県・市評議会、知事、県道路局など局レベルの合議制による『民主主義育成型支援』に移行していった。これにより以前だと有力部族の影響を受けやすかったが、民主主義型となった事でより公平何計画出来る利点がある。

Q5月に続き11月にも住民による”感謝のデモ”があった。
A百四十人の老若男女が『日本の支援に感謝する』と宿営地の門に詰めかけた。小学生が『学校修復のお陰で、きれいな教室で勉強できる』と言ってくれた時は疲れも、緊張も吹っ飛んだ。皆口々に『帰らないで』と懇願していた。12月14日の派遣切れが広まっていたところにロケット砲騒ぎが加わり『帰るのか』との懸念が瞬く間に広まった。11月29.30日には自衛隊が派遣されて初の”帰らないで署名運動”まで起き千五百人もが署名したようだ。

Q感謝のデモなどは、なぜか放映されない。
A11月の感謝デモを報じたのは、わずかなごく一部のメディアのみだ。ところが翌日のパレスチナ自治政府のアラファト議長の死去を受けて行われ、サマワでは『パレスチナ支援デモ』と呼ばれたケースは大きく報じられた。二十本前後の横断幕の一つに『自衛隊は撤退すべきだ』などと書かれていただけだったのに、いつの間にか反日デモととらえる報道に変わっていた」

Q自衛隊に必要なものは。
A精神的には国民の後押し。これさえあれば、どんなにつらい任務でも耐えられる。物理的にはイラク人が潤う大きな公共投資だ。

Q地震被災の新潟県民もサマワ市民同様自衛隊に感謝している。
A日本を出た時、私は小学生の2人の息子を正座させ『お父さんは困っている人を助けに行くのだから半年間、寂しくても我慢しなさい』と諭してきた。両地域の自衛官は皆、我が子と被災した子供をダブらせ『この子らの為にも、しっかりやらんと』と決意を新たにしている。

■これまでの活動
12月1日現在、イラクへ派遣された隊員は延べ約千九百人。住民への給水量四万一千五百三十一トン、道路学校修復などの完了は十九ヶ所、病院への医療支援は六ヶ所、七十四回。現在、道路・学校など二十二ヶ所の修復を行っている。

以上12月2日産経新聞総合14版3頁より



*************


・・・頭が下がる思いです。
そして、NHKを含め殆どのメディアが偏向的なニュースを発信する現在はやっぱりおかしい。
ここで言いたいのは派遣の是非ではなく、今現在、努力と苦労を重ねている人達がいるという事実。それを感謝して喜んでいる人々がいる事実。なぜこれが無視され否定されなきゃいけないんだ?


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