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2004/12/13(月)
IKSPIARIカウントダウン「第九」合唱練習 第4回
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今日は最後の合唱練習。思い切った趣向を提案しました。 それは・・・「動きをつける」ことです。 実際に腕や体を動かして、シーンを演じてもらう。 ある意味タブーを犯すことにしました。
僕は昔はクラシック音楽が大嫌いでした。 何か美しい音楽を演奏していることはわかる。 歌っている人たちが楽しんで歌っていることもわかる。 でもそれがとても内輪で行われているような気がして、 しかも何を歌っているのか、何を訴えているのかがわからない。 ・・・伝わってこなかったのです。 人が感動するのは圧倒的なものを見せつけられた時でもなく、 単に美しいものに触れた時でもないと思います。 人は「共感」して初めて感動する!
ならば僕らは明確に訴えなければならない。 共感してもらわなければならない。
今回の取り組みは「共感」まではたどり着かないかもしれない。 でも何かを伝えようとしている、人に向かって何かを訴えている、という態度を明確に示したい・・・。
「やります」と僕が伝えたとき、もっと反発があるかと思いましたが、意外に皆さん前向きに受け止めてくださった。 きっと中には「それはナシだろ・・・」とか「おかしいよ」とか思った人がいるかもしれない。 でも文句を言わずに共感してくださった。
技術的なことを指摘していくよりも、 表現したい内容を伝えて、実際に演じてもらう方が明らかに声も変わる。 自然と技術的な問題も解決している。 練習は4回しかありませんでしたが、本当にいいコミュニケーションをしてくださったし、僕が期待する以上のモノを返してきてくれた。 本当にいい合唱団とめぐり合った・・・と改めて感じた2時間でした。 皆さんありがとう。 そして頑張りましょう!!
↓男声陣は今日は行進しながら歌いました。各パートばらばらにターンするところがポイントでしたね。カカトで足を踏み鳴らしましょう!!
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