舞台裏日記
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2004/02/15(日) オペラ鑑賞記
和光市民オペラ「蝶々夫人」を観てきました。
知り合いがたくさん出ていて楽しかったです。
和光市サンアゼリアの小ホールという、
決してオペラに向いているとは言えない会場ですが、
実に見事な舞台で、立体的な演出が物語の輪郭をくっきりさせていました。

脇役陣が個性的でぴったりな配役。
特にスズキ役の木下裕子さんがすばらしかった。
着物のさばきなどが自然なことはもちろんのこと、全てのシーンで演技が途切れることなく、
終盤のクライマックスはスズキの表情の変化が蝶々さんの心の葛藤を客席にダイレクトに伝えていました。
鳴海優一さん(僕のデビュー時にオペラ歌手としての生き方を教えてくれた方です)の演出&指揮が
とにかく素晴らしく、狭い舞台をきれいに整頓。
蝶々さんの自殺をシルエットにして、その手前で子供が客席の方をまっすぐ向いたまま旗を振っている
・・・なんともショッキングでした。
ある他公演での演出を参考にしたらしい、と聞きましたが、
それにしてもあの会場であそこまでしっかり見せているのはすごい!

今年は「蝶々夫人」がいろんな団体によって公演されるバタフライ・当たり年(なぜか同じ演目って相次ぐものです)。
次は演劇的要素を強く打ち出す公演を続けているKOTOオペラの「蝶々夫人」が4月頃あるそうです。
楽しみにしています。


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