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2004/03/10(水)
父の誕生日
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父の誕生日。 いつまでたっても若い父ですが、このところ声にさらに磨きがかかってスゴイです。 「歌を通して自分がどこまでできるか知りたいんだ。」 と語る父。 言葉を確実に実行にうつしている父は僕のもっとも尊敬する人物です。
僕は今日は「アンドレア・シェニエ」の通し稽古でした。 すごく疲れていたこともあり、無理やりテンションを上げたのが良かったのか集中できました。 第1幕は伯爵夫人の家でのパーティ。 滅亡していく貴族の能天気な様子(そこが悲劇的でもあるのですが)を描いています。 このパーティの主催者である伯爵夫人がこの幕の主役ですが、このパーティの演出を任されているのが僕:フレヴィーユ。 宴会部長みたいなもんですね。 「人生は楽しまなきゃ損ですよ〜!」みたいなことを常に身体中から発していきたいと思います。 ・・・イラクでは未だ治安が悪化する中、僕たちはそんなことには全く興味も示さず自分たちの生活ばかり顧みています。 僕たちの生活そのものがこの第1幕で描かれているのかもしれませんね。
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