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2004/06/21(月)
「愛の妙薬」立ち稽古
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中学は今日弁論大会でした。 授業の空きがあったので、一時間だけ見に行くことができました。 ちょうど中1が弁論していたのですが、とても素晴らしい内容のものでした。 特に「友達」をテーマにしたものはとても感動的だったり、ギクっとするような「マナー」についての大人への警告など、とてもハイ・レベルでした。 何よりもみんな文学的な表現や、あっと驚くような言葉の使い方などあって、すごいなぁと思いました。
夜は台風がやってきて悪天候の中、「愛の妙薬」の稽古がありました。 今日はネモリーノ&ベルコーレのデュエットをやりました。 数年前に同じ演目でご一緒している谷川さんがネモリーノなので、ある程度お互いの呼吸が読めて楽しかったです。 谷川さんは相手の芝居をしっかり受けてくださるので、いろんなことを安心して試したり提案したりできるし、本当に素晴らしい歌い手さんです。 後半は1幕のネモリーノ&アディーナのデュエットとベルコーレを加えた3重唱。 まだまだ練らねばならない部分がたくさんありましたが、大きな動線は見えました。
それにしてもすごいオペラですね。 一音一音にすべて意味があって、それを紐解いていけば必然的に動きが決まっていきます。 ベルコーレなんかも心理状態を見事に音で表していて、それと違うことをしてしまった時に、すごく違和感が残るんですね。 これからもスコアをしっかり読み込んで、修正をしていきたいです。 すごくいい「愛の妙薬」になる予感。
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