舞台裏日記
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2004/07/31(土) 「愛の妙薬」公演終了!!
オペラ団体フレスカリアは今回が旗揚げ公演。
とてもエネルギッシュで出演者としてパワーをいただいた公演でした。
お客様もたくさんお越しいただいて、舞台に出たら席がほとんど埋まっていてびっくりしました。
お越しいただいたお客様、応援してくださった皆様に感謝感謝です。
それから関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。また機会がありましたらぜひご一緒しましょう!

さて僕自身について・・・
今回はかなりベルコーレのキャラクターをディフォルメしました。
いい意味で強烈さを持って、村人たちに囲まれても浮いた存在になるよう頑張りました。
すごいキャラでしたが決してウケ狙いに走ることなく、
楽譜から読み解いた役作りをオペラ一本の中で通すこと。
しっかりした心理描写を飽くまでディフォルメすること、を絶対条件にしました。

それにしても・・・ああいう役は演じていて楽しいです。
BELCORE(ベルコーレ)という名前は「美しい心」という意味ですが、子供のように正直にリアクションしたり、人にカッコいいって見られたいと一生懸命頑張っているなんて部分を強調していきました。僕にはすごく愛らしい人物に思えます。

今日のお客様がベルコーレを愛しく感じてくださったら嬉しいな。

2004/07/30(金) ベーレンタール
ものスゴイ通り雨に見舞われながら、車で熊谷へ。
今日もベーレンタール男声合唱団の指導に行ってきました。

明日、自分の本番ということもあり、テンションを押さえ気味に一曲をじっくり作っていきました。

さ、明日は「愛の妙薬」本番!
この後は11月まで本番を入れずにこの公演に集中してきました。
頑張るぞ!!

↓ベーレンタール男声合唱団の皆さん

2004/07/29(木) 「愛の妙薬」ラスト稽古
今日は「愛の妙薬」最後の稽古。
残念ながらキャストが揃わなかったので通すことができず、合唱さんとの抜き稽古になりました。

昨日の通し稽古で少し皆さん疲れ気味。
僕としては出番も少なかったのですが、とにかく昨日の通し稽古から本番までテンションを落としたくなかったので、
「よーっし、ここはオレが盛り上げなきゃ!」
という変な使命感に燃えてしまいました。

昨日よりさらに煮詰めていって、
シーンの隙を埋めていくことができました。

たぶん、すごいモノをお見せできると思います。
お越しになる皆様、笑いすぎにご注意を
お楽しみに。

2004/07/28(水) 「愛の妙薬」通し稽古
今日は昼からマザーコーラスの指導。
団員の皆様の意欲がどんどん上がっていって、とてもいい傾向です。
演奏自体もどんどんよくなっていっています。
まだまだ9月の本番までは足りない部分がたくさんあるので、
じっくり焦らず導いていけたらと思います。

ちょっと疲れてしまって、そのまま「愛の妙薬」通し稽古へ。
今日は衣裳をつけての稽古でした。
不思議なもので、軍服を着るとちょっと姿勢がよくなりますね。
テンションが落ちないように・・・と、それだけを注意していきました。
2幕に入ると少し疲れが出てしまったので、明日は集中力を持続することが課題だな。

1幕の登場シーンはかなり強烈なのですが、
シーン全体がその強烈さに少し慣れてきてしまっている・・・。
残り2回の稽古なので、毎回ゼロから作り直していかないと、
演出家の澤さんの言葉にもあったように「鮮度が落ちる」みたい。
まだまだスパートをかけていかねば!

今日全体を見ていて、いい意味でそれぞれのキャラクターが独特に感じられました。
このオペラは2重唱が多いのですが、組み合わせによってシーンのカラーが七変化するような感じ。
オペラ全体としてそれをどう繋げていけるかがミソになりそう。
かなり面白いですよ〜。

2004/07/27(火) ウォーキング&盆踊り
OFFってすごく不安になるんですよね・・・ふとした時につい音楽のこと、声のこと、芝居のことを思い出して・・・。

今日も夕方はウォーキング。
昨日と違うルートで1時間歩きました。
知らない道をどんどん進んでいって、気がついたら軽く迷子になってた・・・。
でもなんとか大通りに戻ることができました。
「きっとすごく遠いところまで来てしまったに違いない」と思っていたのですが、意外と出たところは家の近く。
なんだかちょっぴり拍子抜け。

夜は近所の神社で奉納踊り。
たくさんの屋台が出ていて、焼きそばやゲソ焼き、あんず飴やフランクフルトを食べました。
子供たちも大人たちもたくさん来ていて、なんだかいい雰囲気。
最近こういうのってなくなってきたなぁ〜こういうのも悪くないなぁって感じました。

↓ウォーキングの道すがら発見した看板

2004/07/26(月) 久々OFF!!
1日丸々OFFという日は本当に少ないんだけど、
今日はその数少ない完全OFF。
30歳になり衰えてきた体力に備えて、妻と二人でウォーキングをしました(じじ臭い?)。
1時間ほど歩くといい感じの疲労感。
普段行ったことのない道を歩いたり、ふと足を止めてみたり。
とても楽しかったです。
↓道中出会ったノラ猫の親子

2004/07/25(日) 二期会「ドン・ジョヴァンニ」&「愛の妙薬」荒通し稽古
すごかった・・・本当にすごかった。
憧れの先輩・宮本益光さんの二期会デビューということで、昨年の「愛の妙薬」打ち上げで僕に語ってくれたドン・ジョヴァンニを観に行ってきました。
宮本亜門さんの演出は「読み替え」によるものでしたが、
その中でも宮本・ドン・ジョヴァンニは強い光を放っていた・・・。
演出については賛否両論が持ち上がるであろうものだったけど、現在の「時代」を様々な角度から強烈に描いていた。
でもその結果、ドンナ・エルヴィラの執拗なまでのドン・ジョヴァンニへの執念。ドン・オッターヴィオとドンナ・アンナの関係。マゼットの内面的な弱さの訳・・・など、通常の演出ではどうしても生じる違和感や矛盾が具体的に解消されていた。
そして圧巻は宮本・ドン・ジョヴァンニ。

その表現の豊かさ、内面から湧き出てくる色気はもちろんのこと、その人物像を描くにあたっての細やかな言葉の読み込みがすごかった。
ドン・ジョヴァンニの言葉の中に潜む、彼の真の姿を映し出す「キーワード」を一つ一つ丁寧に抜き出し、スポットライトを当てていた。
それがドン・ジョヴァンニの人生観・死生観をはっきりと客席に伝える。彼の行動一つ一つに必然が生まれる。

ドン・ジョヴァンニは全ての人間に慈しみの心と敬愛の念を分け隔てなく与え、そして凝り固まった価値観を持つものたちによって不条理に殺される。

ネタバレになるからここでは書けないけど、
「窓辺においで」での彼の涙・・・。
ラストシーンでは最後の「血」のつながりが彼の死を見送るシーン・・・。
僕は泣いてしまった。

宮本益光さんは道を作った。日本のオペラ界に確実に道を作った。
敢えて大言するが、僕はそれを受け継ぎたい。
そんな想いを強く抱くことのできた素晴らしい公演だったと思う。

その後、夜は「愛の妙薬」の稽古。
気合が入った。もっとできる。僕はもっと「行ける」はずだ。
先へ、先へ。
全ての公演で僕は一つ一つ歩みを進める・・・。

2004/07/23(金) 家族ボウリング&ベーレンタール
今日は夜のベーレンタール合唱団の練習まで時間があったので、
実家の家族と一緒にボウリングに行きました。
全員がそろうのも久しぶりでしたが、ボウリングなんて何年ぶり?
父たちは「ボウリング全盛期時代」の人ですから、さすがに上手いのですが、なかなかいい勝負でした。

結局3ゲームやって疲れました。

夜はベーレンタール男声合唱団の練習。
今日は組曲「雨」のW「雨 雨 雨」を練習。
超難曲の一つです。
この曲はまだまだ練習が必要ですが、9月の本番までには何とかなると信じています。
↓黄色いのが僕

2004/07/22(木) レッスン
朝はちょっと声が重い感じでしたが、師匠の顔を見たら疲れが吹っ飛びました。
う〜ん・・・先生のかもし出すパワーというかオーラはすごいなぁ。
これが一流のオーラなんでしょうね。

今日は思いのほか調子もよく、いい声が出たみたいです。
あとは31日まで体調管理をして、万全の状態で本番にのぞみたいと思います。

ところで・・・髪を切りました。
ベルコーレのイメージを伝えて切ってもらいました。
ちょっとフェミニンで色気のある感じになったかな・・・?

2004/07/21(水) 「愛の妙薬」立ち稽古
さすがにノドが疲れているようで、ちょっと声が出にくかったです。
今日はたくさんのシーンをやったので、かなり疲れました。

↓僕の携帯の壁紙:ハナ・・・横にして見てね(左が下です)

2004/07/20(火) すみだトリフォニー本番
「歌と弦楽器によるロマンの旅」2日目の公演を終えました。
今日のプログラムは先日とは違って、単独のステージを20分間。弦楽四重奏のステージの間に歌わせていただきました。
日本のメジャー・ホールの一つとされるすみだトリフォニー小ホールで歌うことができ、とても感激です。

記録的な猛暑の中、立ち見も出るほどの満席のお客さん。
大いに楽しんでいただこうと、トークを挟みながらほのぼのしたプログラムに挑みました。
一曲目「夏の思い出」二曲目「電話」。
「電話」はいつどこで歌ってもウケる十八番。
今日も皆さん笑ってくださって、いい雰囲気でした。
三曲目は僕の自作「道端の花」。
作曲の経緯を話してから歌いました。
最後は「浜辺の歌」。
慣れないマイクでのトークだったので、ちょっと声が疲労してしまいましたが、とても温かい拍手をいただきました。

↓伴奏者の斎木佳奈さんと。とてもキレイな音で歌を陰から支えてくださる素晴らしいピアノでした。
またご一緒させていただきたいです。

2004/07/18(日) 朝霞でのコンサート本番
朝霞市民会館ゆめぱれすにて「歌と弦楽器によるロマンの旅」に出演しました。
睡眠不足なのかノドが重い感じでしたが、開演前に少し眠ったら若干復調しました。

会場すると無料公演ということもあってか、暑い中たくさんのお客さんがお越しくださいました。
第一部はピアノ三重奏と管楽器アンサンブルによる思いっきりクラシックなプログラム。
第二部は歌。
僕は中田喜直「夏の思い出」と湯山昭「電話」を歌いました。
「夏の思い出」は中田先生のシャイなほどさりげない表現をさらりと歌いたかったのですが、ちょっと重くなっちゃった。
「電話」は面白い曲なので、それまで静かだった客席も笑い声に包まれました。少しくつろいでいただけたかしら。
第三部は音楽劇「知覧の花」
太平洋戦争のさなか特攻隊として沖縄の海に散った青年兵士が家族に送った手紙を題材にした作品で、僕はその青年兵士役として手紙を読んでいきます。
気を抜くと涙がこみあげてきてしまう内容で、途中声がつまりそうになりましたが、できるだけ淡々と冷静に読もうと心がけました。

終演後、楽屋口から出たところでちょうど帰ろうとしていたお客様から声をかけていただきました。
記念に写真を撮り、少しだけお話もできました。
ちょうどカナダから帰省していたところらしく「よい記念になりました」とおっしゃってくださいました。
うれしかったです。

2004/07/17(土) 「愛の妙薬」練習
今日も合唱さんとの合同練習。
皆やや疲れも見え始め、演出家にも「新鮮さがなくなった」と指摘されました。
ベルコーレ登場は相変わらずテンションが高いのですが、今日はテンションが上がりすぎないようにコントロールしながら冷静にやっていきました。
ネモリーノとの絡みも増やし、このシーンはかなり濃いものになってきたように思います。
今ひとつアディーナとのやりとりが流れてしまっているので、もっとキチッと作っていきたいです。
なんかパキッとしたものがないんですよね・・・。
次回の課題です。

第1幕フィナーレはだいたいおおまかな内容は決まってきているのですが、まだ舞台全体としてはスカスカしている感じ。
例えば空間を大きく使えていない感じがします。距離感がリアルすぎてこじんまりしているので、もっと広く使いたいです。

第2幕頭はまだまだ埋まっていない・・・。
ベルコーレとしてはもっともっとテンション高めにしたい(というかこのオペラ中、最高のテンションをここに持っていきたい)のですが、中央テーブルに並んで座ってしまっている分どうしてもテンションが落ちてしまう・・・。次回はちょっと動いてみようかな・・・。
第1幕がかなり固まってきた分、第2幕が比較的ゆるい気がするのでちょっと停滞してしまっている。もっと思い切ってチャレンジしていかねば!
妥協しないぞー!ガンガンいくぞー!

明日は本番なので今夜はこのへんで・・・。

2004/07/15(木) 7月20日は無料コンサートです
今日は7月20日すみだトリフォニーホールでのコンサートのための合わせをやってきました。

早朝から学校に出勤しなければいけなかったので、学校から一度帰宅して1時間ほど昼寝。
体調を整えます(歌を歌える状態にセッティングしなおす・・・みたいな感じです)。
夕方から小田急線でピアニストの方のお宅へ。
日本の名歌曲
「夏の思い出」「浜辺の歌」に自作の「道端の花」を加え、最後に湯山昭の歌曲シャンソン「電話」を合わせました。

日本の歌曲ってオペラやイタリア歌曲と全く違って、神経のつかう部分が違われる感じなので結構疲れました。
MCを交えながらの楽しく朗らかなステージにできたらと思います。

※コンサートにお越しになる方は整理券が必要です。事前に出演者((僕)か主催者にお問い合わせください。

2004/07/14(水) 職員健康診断&マザーコーラス
早朝から健康診断がありました。
昨夜、COLOREの打ち合わせで深夜に帰った僕はかなり眠い状態で健康診断。

お昼は教科会をやって、2学期の合唱大会についての話し合い。

午後はマザーコーラスがあり、今日は「心の四季」の1曲目を徹底的に練習しました。
感動を呼び、自分達も感動できる音楽をするには大変な努力が必要ですが、今日は熱気で汗だくになりながら休憩も入れずに集中して頑張りました。

夜は「愛の妙薬」の練習が取り(休み)になったので、
助かりました。
採血をしたせいか、マザーコーラスの後はフラフラでした。

2004/07/13(火) COLORE次回公演へ
来年4月に予定されているCOLORE次回公演の会場を視察。
テノールのT君が勤務する学校で打ち合わせをした後、北区の王子神谷にあるアクト・スタジオ「シアター・バビロンの流れのほとりにて」に行きました。
コンサートホールではなく、サロンコンサートでもなく、
芝居小屋で行うCOLOREコンサート。
他では体験できないコンサートをお楽しみに。

↓バレエやライブも行われるスタジオ

2004/07/12(月) 池袋を散策
今日は、今日こそはオフを満喫。
池袋でお茶をしたり服を買ったり、楽譜を見たり、プリクラを撮ったり・・・
夜はボーリングをしてから焼肉食べ放題。

途中、生徒に目撃されるなどハプニングはありましたが、充実した休日になりました。

帰宅してからはパステルのなめらかプリンを食べてご満悦です。

2004/07/11(日) 参議院選挙
今日は妻と選挙に行った後デートの予定でしたが、ケンカをしてしまって・・・。
仕方なく一人で選挙に行き、ずーっと家に閉じこもっていました。
なんとか夜には仲直りして、近所の中華料理屋に夕食を食べに行き、帰りにアイスを食べて帰りました。

ま、いっか。

明日代わりにお出掛けします。

2004/07/10(土) 誕生日です!!
ついに30代です。
怒涛の20代を終えて、だいぶ落ち着いたような気がします。
自分のやりたいことがはっきりしてきたし、舞台やコンサートに対する自分の姿勢・態度が具体的になってきました。

非常勤で教えに行っている学校でも、
自分の大人としての生徒たちとの距離や授業のスタイルも確立できてきましたし・・・

今が一番安心して暮らす事ができているかな?
無理はしないようにできているし。
その中で自分の最大限の力を発揮できているような気がします。

ちなみに今日は「知覧の花」の練習でした。
誕生日だけど仕方ないよな・・・とか思っていたら、
なんとテノールの永井さんも同じ誕生日でした。
すごい偶然!びっくりしました。

↓妻からプレゼントでもらったルービックキューブ。欲しかったんだよなぁ〜コレ

2004/07/09(金) ベーレンタール:多田武彦「雨」
今日は第5曲「雨の日に見る」を練習しました。
終曲の名曲「雨」の前に歌われる、
この組曲の最大のクライマックスがこの「雨の日に見る」です。

水墨画のような薄暗い世界の中に生き生きと輝くザボン(グレープフルーツのようなみかん)。
その輝きを目にした「私」は白昼夢のように自分の凍えた心を見出します。

声は出ず、電線のように引きつった私の心。
枯れ木のように震え、身体は凍え、そんな冷え切った私。
・・・なぜこんなことになってしまったのか・・・

そうだ!私は祈りを忘れている。
そうして私はただ
ありのままの世界を見る。
ほのぐらい雨のかげの中にぽっかりザボンが浮かぶのを、輝くのを・・・
冬、ほのぐらい雨の日
に見た、その輝くようなザボンのように、
この私も「生きている」ではないか!
みずみずしく、生き生きと私も輝きながら生きていこう!
と決意する歌です。

そしてこの後に続く終曲「雨」で「私」は
生きる喜び、そしてその先の死のためにしっかりと生きていくのでした。

2004/07/08(木) 南国風カレー
暑い〜。
今日は午後OFFだったので、期末試験の採点に専念。
ていうか明日は熊谷、あさっては初顔合わせの練習なので・・・
今日一日で仕上げなければ〜・・・ムチャです・・・。

あまりの暑さに奥さんが気の毒になったので、
夕食の準備をちょっとだけお手伝い。
夏野菜(ピーマン、ナス、トマト)とひき肉の南国風カレー。
ピーマンの苦味に混じって甘みも引き立ち、ナスがたっぷり油を吸ってみずみずしい。トロッとしたトマトとザラッとしたひき肉の舌触りのコントラストも最高でした。

2004/07/07(水) 七夕に・・・
マザーコーラスの新団員歓迎お食事会でした。
今年はまだお一人しか新団員の方がいらっしゃいませんが、とても盛り上がりました。
お母様方、皆様トークがおじょうずでとても面白かったです。

夜は「愛の妙薬」の練習。
第一幕を合唱さんと稽古しました。
ベルコーレ登場のシーンもわがままを言って、もう一回やらさせていただいて、おかげで一番心配だったこのシーンも詰めることができました。
やや暴走気味のベルコーレですが、まだまだ引き出しは半開程度。ガンガンいきますよ〜!
・・・というか暗譜があやふやだ・・・
もっときちんと勉強しなおさねば。

2004/07/05(月) 「愛の妙薬」ソリスト稽古
今日はソリストのみによる「愛の妙薬」の稽古。
2重唱や3重唱を中心にじっくり練習しました。
演出家の澤さんからもいろんな要求やアイディアをいただいたし、ソリスト同士も積極的にどんどん新しいアイディアを引き出していってとてもいい練習でした。
ソリスト同士が信頼しあっているときって、何か新しいものが飛び出たときにきちんと処理(反応)してもらえるという安心感があるから、シーンがどんどん濃厚になっていきます。
で、またちょっとしたスキマができるとそこを話し合ったりして埋めていきます。
とてもいい循環。

たまにお互いがやりたい放題やって、なんだかちっとも面白くなくなったりする舞台があります。
そういうのと違って、きちんと内面から生み出されてくる演技なので違和感がなくて面白いです。
(僕はやりたい放題やらさせていただいていますが・・・:やりすぎだったら止めてね〜)

↓小道具の「愛の妙薬=実はただのワイン」
 万が一割れても破片が散らないように工夫されています。

2004/07/04(日) レッスン
今日は師匠宅でレッスンを受けてきました。
疲れがまだ残っていて、うまく身体が動かなかったのですが、
何とか頑張って「85点」をいただきました。
めざせ100点!

2004/07/03(土) オペラ「愛の妙薬」合唱合同立ち稽古
7月31日公演の愛の妙薬の立ち稽古がありました。
未だに先日の本番の疲れが抜けず・・・重い身体にムチ打って稽古場へ(若さがないなぁ)。
ちょっと遅れて稽古場へ行くと合唱の方々の発声練習が聞こえました。
よし!と気合いを入れなおして稽古場の扉を開くと、いきなりベルコーレ登場のシーンから練習がスタート。
正直まだ気分がベルコーレに切り替わっていないまま立ち稽古がスタートしました(いかんいかん)。

純粋でまっすぐで、「お酒と女があれば人生は喜びに満ち溢れる」
と歌うベルコーレ・・・彼の性格をそのままに演出家の澤さんにいろいろわがままな提案をしていきました。
澤さんはとても柔軟に僕の意見を取り入れてくれて、すごくうれしかったです。
まだまだ埋まっていない部分が多い「ベルコーレ登場」のシーンですが、本番ではお客さんの度肝を抜くような感じにしたいです。

休憩を挟んで第2幕冒頭「結婚式」のシーン。
このシーンは演出家の方からいろんなアイディアが飛び出てきてとても面白かったです。
合唱さんもだんだんノッてきて、このシーンはかなり盛り上がっていきました。僕:ベルコーレもお酒がすすみ、上機嫌気味になっていきます。

次は第1幕に戻りドゥルカマーラ登場のシーン。
僕は出番がないので、同じく出番のないアディーナさんといろいろ演技プランについて話し合ったりしました。
このシーンは以前にも稽古をしてあったらしく、だいぶ完成しつつありました。
合唱さんたちの表情も実に活き活きしていて、とても活気のあるシーンになっていきました。

最後にラストシーン。
ベルコーレ再登場です。ここはまだやり慣れていないシーンなので、全体の荒立ち程度。
僕もセリフ(歌)のないシーンで、無言のまま本筋と関係のない(?)芝居を成立させなければいけなくなりました。
ここはかなり練らないと最後の最後で白けかねないから頑張らねば!

今回はキャストはもちろんのこと、合唱さんたちが芸達者な方が多く、非常に舞台全体が活き活きとしています。
かなり面白くなりそうな予感!

僕もこの公演が終わったら、もう今年は冬までお休み。
夏休みの頭はコレで決まりね!!
超おすすめです!!

2004/07/02(金) ベーレンタール:多田武彦「雨」
現在ベーレンタール男声合唱団は多田武彦さん作曲の組曲「雨」を全曲練習しています。
今日は新団員さん(待望のトップ・テノール!気がつけばトップ・テノールが最大人数になりました)が入団してくれて、ますます活気づいた練習になりました。

組曲「雨」の終曲「6.雨」は・・・
「雨の音が聞こえる 雨が降っていたのだ
 あの音のようにそっと 世のためにはたらいていよう
 雨が上がるように 静かに死んでいこう」
という詩です。
楽譜「多田武彦曲集」の中では最後の「死んでいこう」の部分にデ・クレシェンド(だんだん弱く)が書かれているのですが、後に出版された「グリークラブ・アルバム」では同じ部分に、
クレシェンド&デ・クレシェンドが書かれており、
「死んでいこう」という言葉がふくらみを持つよう改訂されています。

僕はこう解釈しました。
「死んでいこう」という言葉は、さびしく消えるように「死んでいく」ということを描いているのではなく、
「全てをやりつくして死んでいけるように、力いっぱい生きていこう」という生命力に満ちた決意の言葉だと思うのです。
喜びに満ちた人生を歩んでいこう!と輝かしく力強い表情で歌うよう、団員には指導しました。

するとこのクレシェンド&デ・クレシェンドが実に効果的で、
どちらかというと陰鬱でわびしい印象のあったこの組曲が実は、
生命の美しさ、力強さを表現していたことに気がつきます。
皆さん実に感動的な演奏をされていました。
9月には全曲演奏を予定しています。
どんな「生命」が生み出されるのか・・・今から楽しみです。

↓画像は6月30日「椿姫」ハイライトのジェルモンの様子

2004/07/01(木) 昨日の余韻・・・現実にカエル
昨日の疲れが残る中、授業でした。
画像は昨夜のジェルモンのメイクです。
おでこや鼻まわりのシワが本物のよう。
なかなか渋いッス。
ちなみヒゲは昨晩剃りました。すっきり。


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