舞台裏日記
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2004/08/07(土) 妹ふるさわ・ひかり初ライブ
僕の妹ふるさわ・ひかりが初ライブをやることになり、
高円寺へ応援に行く。
少し早めに高円寺に着き、評判のラーメン屋「田ぶし」で腹ごしらえ。
めちゃくちゃウマい!ラーメンで感動したのは久しぶりだった。
その後まだ時間があったので雰囲気のいい喫茶店でくつろぐ。
いざライブ会場「楽や」へ。

「楽や」はボブ・マーリーのBGMが似合う落ち着いた店。
10人から15人入るぐらいの空間で客との距離が近い状態でライブはスタートする。
トップ・バッターは2人組の「あほうどり」
2人のキャラが対称的で、ひかりの客が多いアウェーの中マイペースにグイグイ引っ張っていく。
最後には「ち☆ち☆モロ出し」という大技も繰り出し、体を張って客を盛り上げる姿は立派。
音楽を一緒に楽しもうという姿勢とその中でしっかり自分たちの気持ちを伝えるところが好印象だった。

2番目はひかり
初ライブということもあり、客のほとんどが身内だったから温かい雰囲気だった。
女の子一人のエレキギターによる弾き語りというのは珍しい(?)らしく、彼女の独特な空気が漂う。
まだ緊張していてMCも変な「間」だったが、それも彼女の持ち味なのかもしれない。
曲はもちろん作詞・作曲も自ら行っているのだが、
変拍子や独特のコードを使っていて漂うような不思議な曲。
声はクラシック仕込みなので抜群にきれい。
ギターはまだエッジが立たず変拍子の曲は少しノリづらかったりもしたけど(身内なのでダメ出し厳しい)、
でも初ライブにしては堂々としていた。
今後に期待大!

最後は今回のライブの主催者でもある「いとたによしひろ」
ひかりのせいで変な空気になっている中スタートしたが、
さすが落ち着いたもので少しずつ自分の空気に変えていく。
パワフルなギターに熱い歌。
アコースティック・ギターによる弾き語りが彼の人間性までくっきりと表していて、本物の「音楽」だった。
得意のバラード「初恋」は第一音から魂がこもっていて、心に琴線に触れてくる感じ。
逆に元気な「ダッシュだ!」という曲なんかは客参加のノリのよい曲でとても引き出しの多さを感じる。
すごく好感の持てる見事なステージだった。
次回は江古田の「まんだら」でライブをやるらしいので、僕はぜひおすすめします。

ああいったライブは僕は初体験だったのだが、
改めて彼らアーティストはお客さんと真剣に向き合っていることに感動した。
いい意味でお客さんと格闘していて、自分とも格闘していて、
それがお互いを育て合っているステージ。
僕もクラシックの現場で同じように向き合いたい。
音楽は「聴いてもらう」「聴かせてもらう」のではなく、
互いに「楽しむ」ことが一番のはずだ。
その中でもっと貪欲に刺激を求めるべきだし、新しいものを創造していく意識をアーティストも客席ももっともっと持つべきだ。

↓ライブ会場で。右が妹です・・・あまり似ていないね・・・


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