|
2005/01/28(金)
ふ〜疲れた〜
|
|
|
「椿姫」ハイライト本番でした。 初のジェルモン役!!(ワンシーンだけというのは昨年やりましたが) 本当に今回は追い込まれました。 ・・・実は数日前から日記には本音を書けないほど、やばかった。直前になって風邪をひくとは・・・(汗) でも絶対に自分に負けない、という気持ちと、何が何でも本番は成功させる! という気合いでここ数日間を過ごしてきました。
そして本番。 前日にすでに本番を終えて合唱として参加している方もいましたし、 他キャストも初日を乗り越えてリラックス・ムードでしたから、 できる限り巻き込まれないよう、マイペースを貫きました。 本番に向けてゆっくりとテンションを起こしていくのもうまくいったし、声もギリギリまで温めずにコントロール。 本番は心身共にベストな状態まで引き上げることができました。 やるべきことはやったので緊張はしなかったし、 他キャストさんたちとの関係もいい具合に高めていきチームワークも万全で本番へ。
【個人的感想】 ジェルモンをやるには僕の風貌や動きは「若い」んだろうなぁと思いましたが、 敢えてそれを包み隠さず演じました。 今は今の自分のまま、感じたものを演じていこうと。 何か「演じる」ためにウソをついて芝居をするのはよそう、ということを一番に考えました。 だから今回は30歳の僕が演じた「ジェルモン像」を完成させることができたはず・・・。
あれだけ歌えなかったアリアも何とか歌い切れたし、ヴィオレッタとの二重唱も極限まで動きを削って、 身体の芯部に近いところで演じられたし・・・。 「静」の芝居・・・といったところが今回の課題でした。 どうだったかなぁ?
3幕フィナーレは逆に反省だらけ。 このシーンは小手先にはしってしまった・・・稽古の薄い部分が露呈してしまいました。 最後まで保ちきれなかった集中力。まだまだだな・・・。
【お越しいただいた皆さんへ】 カーテンコールでたくさん拍手をもらい、こんなに感激した舞台も久々です。 あの拍手の音が胸の奥深くに刻まれ、今後の精進への糧となりました。 本当にありがとうございました。 どうぞこれからも応援してください。
↓威厳や堅物さよりも、疲れた感じや弱さを強調して役作りしました。
|
|
|
|