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2005/10/29(土)
風邪だ〜・・・
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朝起きてみるとノドがヒリヒリ・・・やっぱり風邪だ。 近所のラーメン屋さんと床屋と病院に行き、 あとは安静に・・・。
今日は「ジャンニ・スキッキ」の稽古が取りになったのですが、 みんなで夜、自主練をすることになっていました。 ・・・でも、他の人にうつすといけないし、僕自身もつらいので、 休ませてもらいました。
そんなわけで、今日は早めの更新。 (16:30更新) ------------------------------------------ 薬を飲んだら少し楽になったので、ここからは夜です。 「ジャンニ・スキッキ」について少し語ってみようか・・・。
今回のテーマはですね〜。 『この世界は地獄か、それとも天国か』 っていうことなのですが、その結論を最終的に出すのは誰なのか? ここがミソなんですよ!
ヒントは今回の公演が新人(若者)のための公演だということ。 ・・・おっとこれ以上は言ってはいかんな・・・。
岩田さんの演出は、前にも書いたけど、 一般的に評価されているような「斬新さ」は全くなく、 むしろスコア(楽譜・台本)に忠実なんですよね。
その描き方は全体像を作ることよりも、 一人一人の登場人物の「人間像」を描ききることに全てだと思うんです。 (そこには主役も合唱の一人も格差はありません) で、それぞれの人生を歩んできた全ての人物が、 そのオペラの舞台となるシチュエーションに放りこまれたら、 必然的にいろんなことが起こる。
その連鎖がどんどんつながっていって一本のオペラになっている。 ・・・そういうことなんだと思うのです。
「演じようとするな!その人物であり続けて、リアクションをしていけ!」
これが岩田さんの演出です。 (あ、岩田「先生」という言い方をするとご本人が怒るので「さん」で呼んでます) で、それは芝居の基本であり極意なんだと思います。
僕、役者ではアル・パチーノが一番好きなんですけど、 まさにそういうところで全てを演じているなぁと思います。
そんな演技に少しでも近づけられればいいなぁ〜。 そしていい声で歌えたら言うこと無しだなぁ〜。 ・・・早く風邪をなおそ・・・。
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