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2005/10/30(日)
最終立ち稽古「ジャンニ・スキッキ」
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いまさらながら、喜劇って本当に難しいです。 人を笑わせるには、悲劇以上にリアルに演じていかなければならない。 ちょっと自分の心が揺らぐと、 「いかにして笑わせるか」という表面だけの芝居になってしまう。
でも「真剣な人物を演じる」のと「真剣に演じる」のはまた違う。 バランス感覚だと思うんですよね。 その微妙な傾き加減をいかに鋭く感知できるか、 そしてどう自分をコントロールできるか、 これは決して喜劇のこと、いや芝居のことだけではなく、 あらゆることに通じることだと思います。
このオペラを通して、人間的にも成長できたらいいな・・・。 最高の舞台を目指して・・・ラストスパート!
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