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2005/10/05(水)
「ジャンニ・スキッキ」立ち稽古開始!
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ついに文化庁人材育成オペラ公演の立ち稽古が開始。 演出家:岩田達宗氏が参上し、演出プランを説明する。
毎度のことながら岩田氏の演出プランには感動させられる。 もうこれで岩田さんとご一緒させていただくのは4本目になるんだけど、 だんだん僕も予想をするようになってきた。 「岩田さんならこのオペラをどう捉えるのか?」 しかしその予想をはるかに超えるコンセプトの素晴らしさに、胸が熱くなる。
この作品が書かれた時代は二つの世界大戦の間である。 そこでプッチーニは「生」と「死」について改めて考え直した。 プッチーニの・・・もっと言うならそれまでのイタリアオペラの、 最終結論がこの三部作であった。 ・・・これ以上はヒミツにしておこうっと・・・。
ただ言えるのはどこのプロダクションの「ジャンニ・スキッキ」よりも、 この作品を真剣に捉えている。 「オペラ」を・・・そして「命」について、真剣に読み解いている。
前回の岩田さんとのプロダクション「三人の女達の物語」は、 終演後「10年に一度あるかないかの名演」と評された。 この『ジャンニ・スキッキ』も同様の評価になるはず・・・。 皆さん見逃したら一生損したことになりますよ〜。 (あれ?それじゃあ「10年に二度」になっちゃうなぁ)
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