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2005/10/07(金)
「ジャンニ・スキッキ」荒立ち
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さすがに疲れた・・・荒立ちが全て完了。 ほとんど「返し」なしでとにかく最後までかっ飛ばしていきました。 普段はクールな僕ですが、ブッファ(喜劇)となれば話は別。 どちらかと言うと笑いを取れる役って大好きで、 何を要求されても「おいし〜」と快感を得るタイプの人間なんです僕は。 蹴っ飛ばされたり、突き飛ばされると、うれしいわけですよ。 ・・・マゾなんかいな?
そんなわけで今回のベット役はかなり「おいしい」役なので、 僕も活き活きと演じさせてもらっています。 舞台上を縦横無尽に走り回っている自分・・・。 「あ〜生きているって素晴らしい」的な幸福感を感じながら頑張っています。 とにかく走る走る。岩田演出の醍醐味でもありますね。 エネルギッシュに、生々しいほどにリアルに、純粋に。
とにかく今回の演出は「悪ふざけ」も「皮肉」も「強引な読み替え」もありません。 純粋に『ベット』を生きていればいいので、楽しいです。 そして自分にムリやウソを強いていない・・・。 これこそ役者冥利というか・・・本当に幸せなことです。
技術的にはまだまだ未熟ですが、 それでもやるべきことを見つけて、一生懸命やっている。 そしてそこを確実に見ていてくれている。 そんな演出のもと、演者が光り輝くのは当然だと思います。 その光の中で、素晴らしい共演者の中で、 僕はどう輝けるのか・・・本番まで毎日が勝負ですね。
とにかく今日は汗が終始止まりませんでした。 最後の方は額の汗が目に流れてくるので、目がしみる。 稽古が終わったら一時間ぐらい泣きはらした後のようにまぶたが腫れていました。
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