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2005/02/26(土)
久々に声からす。
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今日も掛け持ちです。 午前中から「こうもり」の練習。 10時〜12時は自由が丘の稽古場です。 オルロフスキーがいない状態で2幕を通しました。 合唱さんが入らないと2幕はわかんないな。 でも僕は、あの物語の中から常にお客さんに「何か」を提供していくポジションを確立しました。 すべてはファルケの仕組んだ物語。 僕の中ではこの作品のテーマは「人類愛」だと思っています。
「みな兄弟・姉妹のようにこのひと時を過ごし、明日も今日のことを忘れないように」 と歌うファルケ。 昔アイゼンシュタインにいたずらをされて復讐を誓うファルケでしたが、 最後には全てを笑顔で洗い流すのです。 この「許す」という行為が現代社会において欠けているのではないでしょうか・・・。 そういった意味でもこの作品で、 もう一度お客さんが美しい心を見つめ直してくれるといいな、と思います。
お昼ご飯をみんなで食べて月島へ移動。 14時〜「こうもり」の稽古が再開。 もう一度2幕を洗い直し、僕は16時には途中でおいとましました。
さらに移動して高輪台へ。17時〜「三人の女達の物語」の衣裳合わせ。 今回の僕らの衣裳はいたってシンプル。 18時〜第一話の稽古がスタートし、今日も気を抜く瞬間のないハードな稽古が続きます。 少し早めに稽古が終了しましたが、父が居残りで「舞」の練習をしていたので見学。 帰りは父と一緒に車で。夕食をおごってもらいました。
↓「三人の女達の物語」楽譜
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