舞台裏日記
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2005/03/31(木) 場当たり
今日は「カルメン」の場当たりでした。
曳舟文化センターは駅からも近く、なかなかいい立地条件。
外見は古い感じですが、ホールはなかなかきれいで響きも思ったよりは良かったです。

2005/03/30(水) 練習のない日
今日はお昼からマザーコーラス。
4月の練馬音楽祭は僕の代わりに長田先生が振ってくださる、ということで、
しばらくは長田先生に練習をつけてもらっています。
僕は見学のみ。
なんだか自分の子供をよその家に預けているような感覚。
見学だけとは言え、僕自身たくさん学ぶことがあって有意義でした。

夜は個人レッスン。
ハナちゃんのレッスンをしました。
数ヶ月ぶりのレッスンで、僕の発声法もだいぶ変わってきていますから、
ちょっと戸惑っていた様子。
でもアドバイスをすると良い声が出ていましたから、
何かをつかんでくれるといいな。

その後予定していた生徒さんがお休みだったので自分のための練習。
人のレッスンをすると自分の声も客観的に分析することができるからいいですね。
今日はちょっと自分なりに「身体の響き」をつかめたかも。

2005/03/29(火) カルメン通し稽古2
今日はカルメンの最後の稽古。
あとは場当たり、GP、本番です。
休憩中に衣裳合わせもして準備完了。

本番お楽しみに・・・。
まだまだチケットありますよ。
(まだチケットが手元にない方は、受付に預ける形でお渡しできますのでメールでお知らせください)

ところで、今日は結婚式をあげた記念日。
昼間は二人でケーキを食べに行きました。
初心を忘れずに頑張ります。

↓モラレス役の衣裳です。かなり本格的!

2005/03/28(月) カルメン通し稽古
今日は「カルメン」幕ごとの通し稽古。
僕は1幕冒頭なので、けっこう責任重大。
オペラのスタートを飾れるべく頑張らねば!
↓練習場にて:井ノ上さん、峰さん、岩森さん

2005/03/27(日) コローレ練習
今日はコローレの練習。
「河童譚」をやりました。
久しぶりだったので、暗譜が結構あやふやになっていてショック。
焦りだけが残る練習になってしまいました。
※ソロ曲はリクエストがあったので「闘牛士の歌」も加えました。

↓今日のきなこ:お家からこちらをのぞいています

2005/03/26(土) 西新井へ
今日は1日OFF。
ということで妻のおでかけに付き合って演奏会に行ってきました。
奥さんが子供時代に入団していた児童合唱団も参加する、
「日本少年少女合唱連盟:合同演奏会」
まさに日本の各地から集まった少年少女合唱団の演奏を聴きます。

子供達の声って何でこんなにきれいなんだろう?
上手いとかどうとかじゃなくてその美しさに心が清まった感じ。

そんな中ひとつだけサプライズが!!
なんと今、墨田区民オペラでご一緒しているカルメン役の岩森美里さんも「池上朗子合唱団」の指揮で出演されていました。
お声をかけさせていただくと、こちらよりも驚いたようにされていました。
「また月曜日の練習で・・・」
と言ってお別れしたのが、なんだかちょっぴり嬉しかったです。

↓この日の昼食のハンバーグ・プレート

2005/03/25(金) ベーレンタール
今日は昼OFFだったので夫婦で駅前の定食屋で昼食。
前々から気になっていたお店だったのですが、大正解でした。
僕はランチのなかおち丼定食を注文。
すごいボリュームと品数!満足でした。

夜は熊谷へ。
3月は本番が続いたのでベーレンタールの指導はずーっとお休みしていました。
1ヶ月ぶりの練習。
今日は「月光仮面は誰でしょう」の音取りをしました。
♪げっこうかめんのおじさんは〜♪
結構重厚な和音でかっこいい!!

帰宅は毎度のことながら終電。
↓帰り道、月がきれいでした。

2005/03/24(木) レッスン
師匠宅へ。
レッスンでした。
怒られた〜・・・声の立ち上がりが悪いんですよね。
反省反省。

帰宅して、今度は逆に僕がレッスン。
今日は二人生徒さんが来ました。
お二人とも上手くなって帰っていきました。
そうなんだよね。
教える側に回るとよく見えることが、いざ自分が歌う時には忘れているんです。
反省反省。

いろいろ公演予定が増えました。
8月にはモーツァルト「レクイエム」のバスソロが決まりました。
頑張るぞ!!

※6月26日LIP Festaに出演します。詳細はこちら↓(チラシが見れます:僕だけ横向きの写真・・・)
http://www2.odn.ne.jp/lirica/lippresentsopera.html

↓これがウワサの「りひと通信」届いたかな?欲しい人は住所をメールで教えてください

2005/03/23(水) 久々のマザーコーラス&「カルメン」稽古
雨のおかげで今日も花粉は飛ばず。
久しぶりにマザーコーラスの指導でした。
大熊崇子先生の「子供時代」を練習。
音の色がなんだか白いミルクイチゴジュースをこぼしたような、甘い感じ。
それをマザーコーラスで表現するのがなかなか難しい。

夜は「カルメン」の稽古。
・・・出番なしでした・・・。
↓「カルメン」の練習風景。合唱さんたちが写っています。

2005/03/22(火) 今日のきなこ(笑)
雨が降るのはいいことだ。
花粉が飛ばずに快適です。

今日は「カルメン」の稽古。
井ノ上さんと岩森さんのデュエットやアリアを聴いて感動しました。
本当にすごい迫力だ・・・。

↓今日のきなこ

2005/03/21(月) 新家族
ついに新家族がやってきた。
ハムスターの「きなこ」です。
色がきなこもちみたいだったから「きなこ」と名づけました。
昨年5月トポが他界してから・・・迷っていたのですが、
暖かくなったこともあり決意しました。
あああ・・・すっごくキュートっす。

2005/03/20(日) 「カルメン」オケ合わせ!!
今日は「こうもり」B組の本番だったので、
念のためダブルキャストとして会場入りして待機。
大丈夫そうセったので第一幕だけ見て会場を後にしました。

今日は夕方から「カルメン」のオケ合わせ。
オケ合わせはすでに3回目だったのですが、
僕は本番などと重なっていたので今日が初めての参加になりました。
モラレス役だからすぐ出番も終わったのですが、
エスカミーリョさんがお休みだったので代わりに歌わせていただきました。
うへぇ〜このメンバーの前で・・・。
しかもその後はホセ役の井上了吏さんやカルメン役の岩森美里さんとデュエットまで歌っちゃいました!!
すごく嬉しかった〜。でも落ち着いて歌えました。

オケ合わせをしていて改めてすごいキャスト陣だなぁと感じました。
ズニガ役の峰茂樹さんも迫力満点!
井上さんと岩森さんのアリアやデュエットでは、オケ合わせなのにも関わらず、
共演している嬉しさのあまり思わず涙が溢れました。
指揮の河地先生のクールでありながら熱のこもった音楽作りもすごい。
小さい会場を意識してオペラ・コミックとしての要素を最大限に引き出すグイグイと進むテンポ。
オケと歌の間で織り成される緻密なアンサンブル。
本当に感動感動のオケ合わせでした。

オケ合わせが終わると「こうもり」の打ち上げに顔を出しましたが、
「カルメン」の余韻でちょっとボーっとしていた。
終電で帰ってきました。

↓左からフロッシュさん、アデーレさん、僕

2005/03/19(土) 「こうもり」終了
なにが悲しいって
お客さんが少ないことほど悲しいものはないですよね。
今日は客席が空席が目立ち30〜40%ぐらいの入りでした。
でもお越しいただいたお客さんはめいっぱい楽しんで帰っていただきたいから、頑張りました!!
入りが少ない客席を笑わせることほど難しいものはない・・・。
かなり不安でしたが、
僕のネタ(「大吟醸」と「ヒロシ」※観た人はわかる)は両方ウケたから良かった・・・。

第一幕は事故なく進んだのですが、第二幕はややバタバタしちゃった。
僕も一つ台詞が落ちたし・・・(しかも終演後、共演者に指摘されるまで気づかなかった:汗)

またファルケ役はやりたいなぁ。
お越しくださった皆さん、共演者・関係者の皆さん、ありがとうございました。
B組の皆さん明日は頑張ってください。

↓ブリントの中原さん(左)とアイゼンシュタインの高森さん(右)

2005/03/18(金) いよいよ
いよいよ「こうもり」本番を明日に控え、
今日は場当たり&GPでした。

先週の日本オペラを終えてから一気にスパートをかけたので、
なかなかいい仕上がりです。
非常にデッドなホールなので歌うのは難しいのですが、
心をこめて"Bruderlein〜"を歌います。

今回、この作品において僕はニつのテーマを持っています。
一つは「ゆるしあう」こと。
もう一つは「今日のことを忘れずに」

●この物語は、アイゼンシュタインに恥をかかされたファルケの、
アイゼンシュタインに対する復讐劇です。
ですが最後にはファルケはアイゼンを許し、アイゼンもファルケを許します。

数年前、某国に対する大規模テロにより多くの方が亡くなり、
そこから戦争が始まりました。
そしてそのそもそもの発端はずーっと昔から永遠と続いている憎しみ合いです。
その最初のときに互いが互いを許し合うことができていれば・・・。

先日、電車の中で足が当たった当たらないでオジサンたちがケンカをしていました。
すごくくだらない!と思いました。
なぜ互いを許すことができないんだろう?
そんなことで腹を立てて、自分がイヤな気持ちになるだけなのに・・・。


●この時代、もしみんなが「許し合う」という知恵を持てば、
もっとよい世の中になるはずなんです。
それを物語の最後に表したいな・・・。

もう一つは僕(ファルケ)が歌う
「兄弟(のように)キスを交わし合い、お互いに親しくなろう」
この曲は本当に客席に向かって歌いたいです。
テレビのニュースは殺伐としたニュースばかりだけど、
「今この会場に集まった人たちはみんな親しみと愛を持って」そしてそれを持ち帰って欲しい。

そんなテーマで歌い・演じます。

↓舞台の様子(まだ仕込み中)

2005/03/17(木) 「こうもり」&「カルメン」・・・今日も
今日は早朝、学校へ。今学期の書類を全て提出です。
それがお昼まであって、午後は「こうもり」へ。
最後の練習、ということで全員が揃いました(実は初めて・・・)。
明日はいよいよゲネプロです。頑張ります。

夜は「カルメン」。
第一幕のミカエラとの絡みをやらせていただき、
僕の出番は終了。
それにしても、本当に豪華なキャスト・・・。
しかもみなさん実にプロフェッショナルです。
特に某ベテラン歌手(二期会などでも活躍されている有名な方です)さんは、
3時間出番がなく待たされて、最後にチョロっと歌わされただけだったのに、
嫌な顔ひとつせずに笑顔で稽古場を後にしました。
その後、帰り道が一緒だったのでいろいろお話をさせていただいて・・・。
本当の一流の人ってやっぱり器が大きいんだなぁ・・・。
僕もこんな歌い手になりたい!

2005/03/16(水) 「こうもり」の1日
今日はひさびさにしっかり寝て、お昼から「こうもり」。
お昼は日暮里で、夜は自由が丘へ移動して稽古しました。

まだすんなり流れる、という状態ではなかったのですが、
確実に形がまとまりつつある。
ラストスパート頑張ろう!

喜劇というのは、難しいのは演じている本人たちが「面白い」と思うことと、
お客さんが「楽しい」と思うことは違う、ということ。
内輪でウケるネタは、むしろお客さんにとっては不快なもの。
「面白い」と思うものを演じながらも、どこかでもの凄くクールでいなければならない。
ドリフや吉本興業は喜劇でありながら、寸分の隙もないほど計算しつくされている。
それぞれのキャラクターが、一人の人物として物語の中でしっかり「生きて」いなければならない。
ココがすごく難しいです。
・・・ぶっちゃけ、オペレッタのキャラクターって、オペラのキャラよりも「薄い」ですから・・・。

いいものを目指して残りわずか頑張ります!!

2005/03/15(火) 早朝から・・・勘弁して〜
ちょっと寝て、今日はまた早朝から学校。
昨日提出したテストが生徒に返却され、採点ミスがあった場合修正しなくてはですから早朝から待機。

・・・結局僕は採点ミスはなかったらしく、誰も来ず。
・・・寝させてくれ〜・・・。
その後は卒業式で3年生が歌う合唱の指導。
ナゼ僕が・・・。
みっちり1時間半の合唱指導。しかもボランティア。
グチりたくもなります。

その後、生徒の相談を1時間。
昼食を食べる暇もなく(朝食も食べていない)、
成績をパソコンに入力。
結局その仕事が終わると毎度のことながら学校を飛び出します。

コンビニでおにぎりを買って食べながら移動。
今日も夜は「カルメン」でした。
昨日の稽古のおさらい・・・昨日よりも煮詰めた感じ。

さすがに後半はギブアップをし、僕の出番は終わったので、
失礼してお先にあがらせていただきました。
家に帰宅して鏡を見るとびっくり・・・目の下にすごいクマが・・・。

↓帰宅すると「りひとオムライス」が・・・奥さんの優しさが疲れを癒してくれました(のろけ)

2005/03/14(月) つづき(?)
昨日は楽日が終わり、打ち上げに一次会だけ出て帰宅。
帰宅するなり現実に戻り、中学の音楽の学年末テストの採点
明日の早朝が締め切りなので、今日までに学校に提出しなくてはいけない。

帰宅時にはもうとっくに酔いも冷め、疲労困憊の身体に鞭を打ち採点採点・・・。

深夜にやっと採点終了。もう本番の余韻は残っていない。
(悲)

そして今日。
「こうもり」の稽古を午前中は勘弁してもらって、午前中に学校に採点済みのテストを提出し、
いくつか仕事をしてから学校を飛び出し「こうもり」へ。
中村橋→池袋→新宿→参宮橋

お昼から「こうもり」通し稽古。
アイゼンシュタインのTさんが休んでしまっていたので、
当然、通るわけがない・・・。
大した進展もないまま時間切れ。ぼくは稽古場を飛び出す。
参宮橋→新宿→亀戸→曳舟

夜は墨田区「カルメン」の立ち稽古。
合唱さんとの合同稽古だったので、僕の登場する第一幕冒頭を練習。
声は疲れのあまり声帯が腫れている感じ。
ミカエラさんとの絡みを、約束事を決めずにやってみる。
意外にスムーズに動線も決まり、演出からいただいてダメを参考に修正。
実に効率のいい稽古だった。
ズニガ役の峰さん(写真でしか見たことのない人!!)ともお会いすることができて感激。
峰さんは気さくでオチャメな方でした。お話がとっても楽しい。
ダンカイロ役の小野くんは1月の「椿姫」以来の再会。
相変わらずいい声でした。
夜10時まで稽古は行われ、グッタリしながら帰宅・・・。

2005/03/13(日) 楽日
突然の大雪にびっくりしながらも楽屋入り。
連日の疲れで、楽屋に入ってもなかなか身体が起きてこない。
かなりきつい状態で本番が開演。
「たそがれ〜」を上演している間に衣裳に着替え、
自分でメイクをします。

不思議なもので舞台袖にスタンバイすると、
疲れや身体の重さもすっかり忘れ、気合が入ります。

今日はすごく冷静に。
楽日というのは演技や歌唱が荒れて、散漫なものになる危険があるので、
とにかく冷静に演じることができました。
第3話は一気に「肉体労働」になりますから、
身体に鞭を入れつつ・・・・。

大暴れをした後、エンディングでは穏やかに歌わなければなりません。
最後のフェルマータはもう酸欠状態で、
実は頭がクラクラしながら根性で歌いました。

とにかく、毎回の稽古が楽しくて仕方がなかった・・・。
稽古場の雰囲気が最高に良かったです。
誰一人手を抜くことがなく、全スタッフ・キャストがより良い舞台を追求し続け、
少しずつ綿密になっていく・・・シアワセでした。
またこんな公演に出会いたい。
ただそれだけが僕の夢です。

↓左上から・・・清水さん、塚田さん、山本さん
 僕、清田さん、長瀬さん
・・・そしてケガだらけの顔(メイク)をしているのが太郎役の竹村さん
汗だく・・・

2005/03/12(土) 「たそがれ〜」&「三人〜」2日目
今日は昼・夜2公演。
今日も会場が笑いの渦に。大成功です。

いや〜さすがにしんどい・・・。
おそらくそのしんどさは、お越しいただいた方には伝わるでしょう。
人間ピラミッドあり、走り回って飛び跳ねて。
リアクション芸の連続ですからね。
なんともテンションの高い演出に、こちらも全力でぶつかります。

とにかく演じていて楽しい。
その上で冷静に舞台全体を見渡せるだけの余裕もある。
稽古の賜物です。
しかも毎回どんどんよくなっていくのがわかるから、本当に幸せです。
本当にきつい稽古の日々でしたが、それも明日で終わると思うとさびしい・・・。

スタッフ・キャストの皆さん、アンサンブルの仲間の皆さん、そしてお客様。
こんなシアワセな時間を僕に与えてくださってありがとうございます。
明日は最高に至福なひと時を分かち合いましょう!!

※関係者の皆さん。公演の感想などを書き込んでくださいね。

2005/03/11(金) 「たそがれ〜」&「三人〜」初日終了
会場が笑いの渦に・・・。
「たそがれ〜」の方は楽屋で待機していたので、会場の様子はわかりませんでしたが、
拍手がとても多く、公演の成功を楽屋にいながら感じました。
僕らが出演する「三人〜」の方は、
最初こそお客さんも「笑っていいの?」みたいな空気でしたが、
そんな迷いも吹き飛ぶようなギャグの数々・・・。
最後は笑い笑いのステージでした。
オチもウケたしね。
作曲者の別宮貞雄さんも会場にお越しくださって・・・。
「楽しかったよ」と言ってくださって感激でした。

初日にしてグッタリ疲れましたが、
まだ3公演残っていますから、頑張ります!!

お越しいただいた皆さんのご意見・ご感想をお待ちしております→「楽屋で雑談」へどうぞ

↓「三人の女達の物語」第一話大名(ヤクザ役)の父と・・・こわっ

2005/03/10(木) 「たそがれは逢魔の時間」&「三人の女達の物語」GP
洗眼液を使うと気持ちいい〜。
本当に目がかゆいです・・・花粉症はいやぁ〜ですね。

「たそがれは逢魔の時間」&「三人の女達の物語」GP
今日は昼から上記のオペラ:B組の場当たり。
続いて夜はA組のGPでした。
1日かけて本気で2回リハーサルをするわけですから、
本当に疲れた!!

でも毎回リアルな芝居とリアクション芸(笑)をしているので、
全然飽きることがなく、楽しいです。

今日はお越しくださる方のためにも
ヒントを一つ
昨日の日記の画像を見ていただくとわかりますが、
舞台がずーっと後ろの壁までつながっていて、壁の方はスクリーンとしても使われています。
今回の2つのオペラのコンセプトの一つに・・・
(このプロジェクトは本当にたくさんのテーマとコンセプトが隠されているのですが)
これはマンガです!!


前半の「たそがれ〜」の方はまさにマンガを原作として、
それをオペラとして現実世界に引き出したような作品。
一方後半の「三人〜」は、まずキャラクターが極限までディフォルメされていて、
まさにマンガ(少年マンガ的:笑)のキャラクターなんですね。
出てくるだけでびっくりですよ。
そして、もっとびっくりするのが・・・スクリーンに吹きだしが!!

あああ・・・これ以上はネタバレになってしまうから、
会場に足を運んで楽しんでください!
本っ当にこれは何から何まで「夢」のような世界。

会場にお越しいただくと、あなたもマンガの世界の一員です!
※あらすじは3月1日と3日の日記を見てください。

追伸:昨年のオペラ「ラ・ボエーム」の感想を掲載してくださっているサイトを見つけました。
僕のことにも触れてくれて嬉しい!!→「音の余韻館」
<http://hpcgi2.nifty.com/182494/ClassicManekineko/treebbspro(4).cgi?vew=5148>
↑リンクが(4)の前で切れてしまっているので、
< >内全部をドラッグしてアドレスバーに貼り付けてください

2005/03/09(水) 「三人の女達の物語」場当たり
今日は花粉がすごかったですね。
いよいよ目がかゆくなりました。

霞ヶ関のイイノホールで「三人の女達フ物語」場当たり。
想像を超えた舞台に感動しました。

なんと!

客席のど真ん中に花道!!
・・・これ以上はネタバレになるので、お越しいただくお客様はお楽しみに。
とにかくすごいです!!

ほんと・・・これは見なきゃ損ですよ〜。

↓あえてピンボケ。後は直接会場でド肝を抜かれてください!

2005/03/07(月) 「こうもり」稽古
今日は早朝から中学の学年末試験の試験監督。
僕の作った問題も少し間違いがあって・・・(汗)

お昼から「こうもり」の稽古。
演出の澤さんがいらして、今日こそは通してできると思ったんだけど、
通せず・・・。
夜になると20日組のキャストさんたちの練習。
実は19日組と20日組のキャストは別々に練習してきたので、
僕は20日組の練習を見たことがないのでしばし見学。

帰宅すると奥さんが実家から帰ってきていました。

2005/03/06(日) 「こうもり」オケ合わせ
今日は夜「こうもり」のオケ合わせ。
三鷹に行きました。
普段の練習のときとオーケストラと一緒に演奏するのでは、
テンポ感も変わるし、勝手がやや違う。
・・・でも今回はそれを特に気をつけながら練習をしてきたので、
逆にこちらのイメージを歌を通して伝えていきながら、
確認をする練習にすることができた。

改めて気がついたのは、
ファルケ役は第1幕に2重唱を歌ってから第2幕のフィナーレまで、
歌がほとんどなく、ノドが冷めてきてしまうことが判明。
しかも第3幕も登場はフィナーレだけだ。

意外と1つの公演の中で小さなブランクが起こる。
第2幕は、歌はなくても舞台上には常にいなければいけない役だから、
その時も常にフィナーレに向けてノドを温めておく工夫をする必要がありそう。

オケ合わせの後は出演者のみんなと食事をしに行った。
ファミレスだったけど周りの客もはばからず大いに盛り上がりました。
(他のお客さん&お店の皆さんごめんなさい)
キャスト同士のチームワークはここにきて固まってきた。
本番まで一気に加速していきそうな予感がしてきた!

↓オケ合わせの様子

2005/03/05(土) 「こうもり」&レッスン
起きたら12時!!・・・寝すぎです・・・。
あわてて「こうもり」の稽古へダッシュ!!
三鷹でばったりアデーレ役の三橋さんと会ったのでタクシーで稽古場まで向かいました。
今日の稽古はアルフレードとブリント以外は全員揃ったので、
だいたいザッと全て通しました。
なかなかセリフの部分はうまく流れないね〜。

夜は大森誠先生のレッスン。
「こうもり」でちょっとノドが疲れていて、うまくいかなかった。
後半は根性でなんとかいい所に入って歌えた感じ。
これをキープせねば・・・。

2005/03/04(金) ぶぅ〜(~o~)
今朝は昨夜からの雪が積もっていたけど、すぐ溶けちゃいましたね。
昨日から妻が帰省。
オペラの稽古もOFFになったので、僕も実家に帰りました。
実は昨日、おばあちゃんが骨折をして入院したそうなので、
お見舞いに行きました。
おばあちゃんはとっても元気で、2時間近くずーっとしゃべっていました。
内容は同じことの繰り返しでしたが・・・(笑)

深夜になって帰宅。
やっぱり一人暮らしはつまんないね・・・。

↓おニューの5本指くつした。ハマリそう・・・。

2005/03/03(木) 「たそがれは逢魔の時間」
今日は昼・夜と二組とも全通し稽古でした。
さすがに疲れた。
僕は「三人の女達の物語」にだけ出演するので、
同時上演の「たそがれは逢魔の時間」は初めて見させていただきました。

・・・泣いた・・・素晴らしかったです。
少女漫画を原作にしているのですが、その純粋さと切なさに、
胸の奥がキュンとなりました。
初恋を思い出す・・・そんな作品です。

オペラ化の素晴らしいところは、
少女漫画特有の「繊細な心理描写」をドッペルゲンガー(キャラクターの『影』)という形で見事に具現化しているところです。
一つの言葉に対する気持ちの「表」と「裏」が同時に表現することを可能にしているんですね。

オペラ「たそがれは逢魔の時間」
原作:大島弓子/作曲:青島広志/台本:青島広志・宮島春彦

【あらすじ】
一人の中年サラリーマンが中学生の少女に淡い恋心を抱く。
それはまさに初恋のようであった・・・。
「ちがう・・・ちがうんだ。私には妻もいるし、それに・・・」

激しい葛藤・・・小さな偶然を積み重ねた末、二人はついに会う約束をしてしまう。
「逢魔の時間。初めてあった場所で・・・」

「そうだ。少年の頃に果たせなかったことを今こそ実現するのだ。
ベンチに座っておしゃべり、並んで歩いて・・・告白をして、接吻をして・・・そして・・・そして・・・」


初恋を想い起こすとなんでこんなに切なく心が痛むのだろう?
それでは、今ある「愛」はニセモノなのか?
実在と影・・・心と裏腹な言葉・・・真の愛と自分の生きる価値・・・。
きっとアナタは自分自身の中にある切なさを見つけ、涙する。

●公演日時●3月11日夜A/12日昼B・夜A/13日昼B(昼14:00/夜18:30)
●場所●イイノホール(東京メトロ霞ヶ関駅前)

指揮:坂本和彦 演出:岩田達宗
たそがれた課長:A中村靖・B青木智平
課長のドッペルゲンガー:A長谷川寛・B羽淵浩樹
美しい中年の妻:A須永尚子・B菅家奈津子
中学生の少女:A佐藤恵利・B黒田なるみ

2005/03/02(水) 「カルメン」立ち稽古開始
学校では今年度最後の授業。
今年度はどのクラスもいいクラスだったので、最後の授業は本当にさびしい。
彼女たちの歌声はいつも胸の中にとどめておこうと思いました。

さて、最後の授業だったこともありどうしても学校を休むことができず「三人の女達の物語」の通し稽古には遅れて参加しました。
稽古場に入ったときの皆さんの視線がちょっと痛かった・・・
(>_<)
2組目の第一話から途中参加。
今日は初めて全員揃ったこともあり、例の組体操のシーンに初挑戦。
これが結構キツかった。足がプルプルしていました。

通し稽古&ダメ出しが終わって、再び移動。
新百合丘→押上へ。
今日の移動は練馬区→神奈川県→墨田区
東京を行ったり来たりだな、こりゃ・・・。

夜は「カルメン」。
合唱さんと合同で初の立ち稽古です。
今日は第2幕前半を「荒立ち」ました。
モラレスはほとんど歌う部分はないのですが、舞台上では目立つ存在。
エスカミーリョ登場で一気に場は盛り上がるのですが、
きっと闘牛士ってスペインの男の子なら誰もが一度は夢見た存在なんでしょうね。
モラレスもきっと子供の頃は「闘牛士になりたい」なんて思ったことがあるでしょう。
「闘牛士の歌」を聴きながら次第に子供のような表情になっていくのが自分でもわかりました。

↓東京メトロ「押上」駅は近代的な造りでとってもきれい

2005/03/01(火) 「三人の女達の物語」通し稽古
「三人の女達の物語」は3つの独立した物語をまとめた連作なので、
いつも一話ずつ別々に稽古をしていまオた。
それを今日は全部通しましたが、これが面白い。
それぞれの話は間に間奏曲をはさみ切れ目なく上演されます。
これが実にスムーズで、知らず知らずの内に別世界へ次々とワープしていくような感覚になります。

オペラ「三人の女達の物語」

[あらすじ]
第一話:情あつき女
疑り深い奥さんの目が怖くて、愛しの花子に会いに行けない大名は、
ある日ウソをついて花子に会いに行く算段を思いつきます。
持仏堂で一晩座禅をするとウソをついて出かけた大名は、
小僧の太郎に大名の代わりに座禅をするように命じます。
そこへ様子を探りに来た奥方がやってきて、
大名のフリをして座っている太郎を見つけ激怒します。
今度は太郎の代わりに奥方が座禅をし、さも太郎が言いつけを守って座っているかのように見せかけ、
大名の帰りを待ち構えます。
朝になり、何も知らない大名が帰ってきます。
座禅ぶすま越しに昨夜の様子を太郎のフリをしている奥方に自慢げに話したから、もう大変。
大名は激怒する奥方に大目玉を食らうのでした。

第二話:知恵深き女
ある日、蒸発をしていた町人が久しぶりに帰宅します。
町人の妻は、ふたたび明朝になったら出かけると言う町人に対し、
涙ながらに嘆き悲しむフリをします。
しかしその涙が、実は水を使って目のまわりを塗らしているだけだと見破った町人と連れの次郎は、
妻が使っていた水と墨を取り替えてしまいます。
そうとも知らず顔に墨を塗ってしまった妻は鏡を見て激怒するのでした。

第三話:力強き女
ヒゲが自慢の百姓は、そのヒゲのおかげで秋の大祭りの鉾持ちの役を仰せつかります。
意気揚々と帰ってきた百姓は女房に"衣裳を作れ"と命令しますが、
"そんな金はうちにはない。そんな大役はお断りしてきなさい"と言い返します。
次第に険悪な雰囲気になっていく夫婦。
ついには村の女衆まで巻き込む大喧嘩になり、
とうとう百姓は自慢のヒゲを大きな毛抜きで引き抜かれてしまうのでした。


・・・といったあらすじですが、驚異の岩田演出によってほとんど原型を留めていません。
完全に現代の話に読みかえられていますし、物語に出てくる小道具や登場人物も、その象徴として別のものに置き換えられています。
それでいて物語の根本にあるものはゆがめられることはなく、
むしろ強い印象を観る者の心に残します。

とにかく抱腹絶倒の「三人の女の物語」。
お楽しみに!!


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