舞台裏日記
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2005/04/28(木) モツレク&メサイア顔合わせ
今日は暑かったですね!
午後からの授業では生徒たちの顔にも疲れの色が・・・。
高3の授業は最初の10分は鑑賞の時間。
今日は「お昼寝も可。おだやかな気持ちで聴きましょう。」ということで、
マーラーの交響曲第5番の第4楽章を聴きました。
みんな静かに聴いていてエライ!

そして鑑賞後、歌を歌う時はとてもきれいな声で元気に歌っていました。
少しアドバイスをしたら声もよく出るようになり、
とてもすっきりした表情。
毎年苦戦している高3の授業も今年はいい感じ。
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夜は8月のモツレク(モーツァルト「レクイエム」)と10月の「メサイア」の顔合わせ。
実質、指揮者の草野先生宅でお食事をいただいた感じでした。
ごちそうや手作りケーキなどをいただいて、とても楽しかったです。
帰りも草野先生に車で送っていただいて、その車内でいろいろお話をしました。
「これからの日本でのオペラはどうなっていくと思う?」
という質問に実はちょっとドキっとしてしまいました。

どうなっていくって・・・たぶんこのままでは滅びていくと思う・・。
もっともっと危機感を感じて、関係者全てが根本から考えていかなければ・・・
・・・今までのような西洋のモノマネでは・・・楽譜をもっと一から読み込まなければ、
本当に日本のオペラは終わると思います。
きっと現在市民オペラとして活動しているいくつかの団体が、唯一生き残っていくでしょう。
自己満足で終わるのではなく、本気でオペラの将来に未来と希望を持っている団体が
いくつか(本当にいくつか)あります。
そういった団体が今後の日本のオペラ界で新しいオペラ・ファン層を獲得していくことでしょう。

最近、雑誌などのオペラ評もだいぶ厳しくなってきましたね。
それも昔よりも正当で純粋な評価によるものです。
恐らく評論家の皆様も同様に危機感を感じているのだと思います。

そんなオペラ界の行く末をしっかりと見据えつつ、
純粋に、誠意を持って活動していけば、きっと評価してくださる人はいる!
・・・と信じて。周りの古い体制に惑わされることなく活動をしていきたいと思います。

↓ソリストの皆さん&マエストロ草野さん
・・・草野さんの手には指揮棒ではなくケーキカッターが・・・
先生お手製のケーキ(イチゴのタルト&洋梨のタルト)


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