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2005/05/09(月)
「死んだ犬」完成
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昨夜、新しい曲が完成した。 一日で一気に書き上げた渾身の一作だ。 詩はビートたけし。 詩集の中にはいろんなたけしさんがいる。 女の人にふられて普通の人のように悲しんでいたり、 母親に甘えてみたり、父親を憎みながらもいとおしく思っていたり、 死を意識したり、小さな哲学をしてみたり・・・。 振れ幅こそ大小はありますが、普通の人のいろんな感情を、 飾ることなくありのままの姿で、骨太に描いている詩に共感した。 そしてこの詩は他のジャンルでは曲にしきれないと感じた。
この「死んだ犬」はどこかビートたけしが歌っている姿を想像しながら書いた。 昔、深夜番組でブリーフ一枚で思いっきりバカをやっていたたけしさんが、 エンディングでは渋くブルースを歌っていた姿が頭に残っている。 笑いと暴力、熱さとクールさ、格好良さと格好悪さ、 いろんなものが同居している曲ができたと思う。 これから他の詩にも音をつけて、組曲にしたい。 ライフワークが一つ増えた・・・。
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