舞台裏日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年6月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2009/02/05 引越ししています
2007/05/31 Libera me!
2007/05/29 滅多にしない料理
2007/05/27 「おとこ」だぜ!
2007/05/26 レッスンに行ってきました

直接移動: 20092 月  20075 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 月 

2005/06/24(金) 最近の事件&現代におけるロマン派の萌芽
近頃のワイドショーは井戸端会議とか机のラクガキのように美意識の低い内容ですよね。
このところニュース番組ですらそういったものに成り下がりつつあります。
そんな中、先日あのヤンキー先生で有名な吉家先生が「こんな原因究明をするより具体的に何をすべきかを議論すべきだ。まずは皆さん今日帰ったらお子さんに声をかけてあげてください。」
と言っていました。他の出演者は理解できていないように話を素通りさせて続けていましたが、僕は彼の意見に同感です。
何も難しいことではないんです。
「おはよう」「おかえり」「おやすみ」
これを毎日言うだけで全て解決するように思います。
------------------
今から150年ほど前、音楽や文学の世界ではロマン派が登場しました。
それは個人の感情や個性、自己主張を推奨する美意識です。
ベートーヴェンは自殺から立ち直った自己の精神の格闘を「運命」交響曲に描きました。
しかしその時代は人間が生と死について思い悩んだ時代でもあるのです。
自分の価値観とは何なのか?各々が真剣に自問し、その結果は多くの者が精神の崩壊に陥るか、「死」というものに美意識をとどめてしまいました。
現代は再び「個性」を重んじるロマン派の時代に行き着いてしまいました。
今こそモーツァルトの単純さの中に満ちあふれる「美」やベートーヴェンの格闘の記録に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.