舞台裏日記
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2005/08/31(水) 「斑猫(はんみょう)」初合わせ
もうすぐ公開講座で歌う「斑猫(はんみょう)」の合わせをしました。

とても難解とされている曲ですが、音は調性もしっかりしているし、
近代的な歌曲とは言えますが、それほど新しさも感じられず、
スムーズに馴染めました。(伴奏が超難しい!!)
内容は「斑猫」という美しい光沢のある、それでいて猛毒を持つ虫を、
色香を漂わせる女性に例えた詩です。

詩人は女流詩人の深尾須磨子さんなので、女声(特にメッゾ・ソプラノ)が歌うことが多いのですが、
作曲者は橋本国彦さんで、僕はこの曲はむしろ男性の視点で書かれた曲なような気がします。

女性に翻弄される男性の苦々しくも甘い感情や、
思い通りに自分のものにならない女性(斑猫)へのもどかしさが音によく表れていると思います。

(※特にクライマックスの「つねにあとじさり」の部分などはにじり寄る男性と身をかわして遠ざかる女性によるシーンがはっきり見えます)

一つ違うな(作曲者的な立場で見て、詩とそぐわないな)と思うところは、
曲尾の短い後奏。
[leggiero]と表記されていて、音符にもスタッカートがふられています。

小悪魔的な女性があざ笑いながら、飛び跳ねるようにして走り去る様子だと思うのですが、
(もしくは虫:斑猫が飛び去る様子かもしれない)
作曲当時の【女性像】と、現代の【女性像】の違いが端的に現れているようで面白いです。

〜おしとやかな女性=純潔 軽快な女性=悪女〜
みたいな感覚が当時はあったんだと思います。
現代の女性はもっと賢い・・・というか、ある意味もっと「怖い」ですよね(笑)
↑暴言?

現代の感覚に近づけるために、後奏はやや[Meno mosso]で、
スタッカートもややテヌート・スタッカート気味に弾いてみたら面白いかもしれませんね。

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9月6日の公開講座は聴講1000円ですが、
この曲がどんな風に完成するのか、ぜひ聴きに来てください!
レッスンされるのを見られるのは恥ずかしいですが、
誰もいないところで歌うよりはお客様がいた方がいいですから・・・。
その他の曲は
「さくら横丁」「荒城の月」「叱られて」
などポピュラーな曲もあります!
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▼問題の「斑猫」後奏の譜面

2005/08/30(火) 撃沈・赤鬼
今日はお昼に生徒さんを一人レッスンして、
それから夜は「赤鬼」でした。
稽古に行く前に家で昼寝をしてしまって(熟睡)、
声が落ちてしまった・・・。
稽古では声が上がってこなくて最悪でした。

夕食はいつものほらふき屋でおいしいラーメンを食べましたとさ。
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↓父の愛車フェアレディーZ:かっこいいです。

2005/08/29(月) 赤鬼くん
今日は「泣いた赤鬼」の稽古。
演出家の直井先生が体調を崩されて欠席されたので、
作曲者・指揮者の松井先生の指導のもと、
9月3日に本番を控えているA組の音楽稽古になりました。
11月が本番の僕らB組は見学。

赤鬼役の父は調子良さそうでした。
でもキャストさんによっては、練習の参加回数の差が出ていました。
当たり前ですが毎回稽古に参加されている人は、しっかりした安定感があり、
安心して聴けます。今はその先のステップに足を踏み入れている感じ。

帰りは父の愛車フェアレディーZで家まで送ってもらいました。
革張りのシートにかわいいデザインの計器類。
乗っていて楽しい車です。
あ、明日は写真を撮りますね。
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↓今日はとりあえずお昼に食べたあま〜いスイカをご覧ください

2005/08/28(日) 高校生の手話によりスピーチコンテスト
今日は手話を勉強している妻と、
「第22回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」
を観に行きました。
場所は有楽町朝日ホール。
思ったよりも小さなホールで、あっという間に満席になりました。
秋篠宮妃殿下(紀子様)がきれいな手話で挨拶をされました。
とても美しくゆっくりと明確な手話。
淡々と呼吸が乱れることもなく、落ち着いていらっしゃる様子に、
こちらも思わず引き込まれました。
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高校生による手話とスピーチは実に白熱したもので、
手話も、人によってとても個性が出るもので、その辺も興味深かったです。
(※専門的なことはわからないので「奥さんのHP」をみてください
http://piropan.nobody.jp/
ただ、手話はもっともっと一般社会に認知されて欲しいし、
そのためには健聴者である僕らが、自分のこととして問題意識を持つべきだなと思いました。
特に僕は「耳」を相手にしているはずの職業なんだから・・・。

でもいきなり難しいことはわからないから、
手話に興味を持つことと、耳が聴こえない人や難聴の人の生活や、
思っていることをイメージしてみることから始めたいです。
皆さん、イメージですよ〜。
芸術も日常生活もイメージが大事!!

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その後、池袋のYAMAHAで
プッチーニ「三部作」のヴォーカルスコアと、
武満徹のピアノ曲「遮られない休息」の楽譜を購入。
特に後者は欲しかったんですよね〜。(*^w^*)ウシシ

夕食はいつもの回転寿司屋でとびきりのネタを堪能して帰ってきました。

2005/08/27(土) どうにかならんかアホ選挙
早朝、突然の雨にびっくりして起きる。
昨夜は実家にお泊りした。

窓を閉めて再び布団の中へ。
しばらくすると家の真ん前で街頭演説が始まる。
朝10時だ。
人通りが少ない住宅街で、家の中にいる僕らに向かって演説しているから、
スピーカーの音量が異常にでかい!
耳をふさいで耐えながら、くやしいから何となく演説を聞いてみる。
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共●党の演説だったが、あまりにも中身がない!!
結局、与党や民●党の悪口ばっかり。
郵政民営化に反対、と言っているが、
その理由は政府の「民営化」への意図以上に、希薄。
腹が立ったからいじわるして質問でもふっかけてやろうか、と思って窓を開けたら・・・
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演説者の前には人っこ一人おらず、唯一、一人だけ・・・
補助輪つきの自転車にまたがった5歳くらいの女の子が、
ものすごい近距離で演説者の顔をポカーンと仰ぎ見ている。
その光景があまりにもマヌケで面白かったので、なんだか笑えてしまった。

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バリトン歌手の中西勝之さんが先日出したCDを聴く。
カンツォーネから大きな古時計まで様々な曲をすべて日本語で歌うという企画。
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中西さんの声はハイ・バリトンの輝かしさと深みを持っていて、
すごく好きです。
学生時代はわざわざ試験会場まで声を聴きに行ったものでした。
昨年は「ラ・ボエーム」で共演できたし、またぜひご一緒させていただきたいものです。
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同じくバリトンの宮本益光さんもCDを出すし・・・
・・・僕もいつかCDデビューしたいなぁ〜。
自作の曲とかもレコーディングできたらいいですね〜。
まずはリサイタルでもやりますかね・・・(言っちゃった!)

2005/08/26(金) おばあちゃんの誕生日
台風も去り、朝からおでかけ。
今日はおばあちゃんの92歳の誕生日なので、実家に妻と一緒に遊びにいく。
まずはおばあちゃんへのプレゼント。
今でもオシャレに気を遣う乙女なおばあちゃんのために、ブローチとお花の鉢植えを購入。

実家に着いたらケーキを囲んで家族全員揃ってお祝い。
(古沢家が全員揃うことは滅多にない)
おばあちゃんは11本のロウソクを豪快に吹き消し、苺のショートケーキを食べる。
その後、車に乗り込んでお墓参りに行き、
帰宅して寿司を食べる。

それから僕は仕事で熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導を終え、夜10時に帰宅。

11時からドイツリートのスペシャリストである父に、
ドイツリートのレッスンをしてもらう。
細やかな表現を大きなスケールで歌わなければいけない。
やはり奥が深い!

2005/08/25(木) 寝る日
今朝は6時に突然目が覚めた。
昨夜、床についてからずーっと頭の中で回っていたメロディが僕の体を起き上がらせた。
それからピアノに向かい机との間を行ったり来たりしていたら10時になっていた。
そして気がついたら歌曲「馬鹿息子」が完成していた。
あっと言う間の出来事だった。
完成度としては決して満足のいくものではないけど、
直感的に出来上がった未熟な作品というものこそ、愛らしく感じるものだ。

そして再び布団へ。
そして目が覚めると夕方になっていた。
一日寝ていただけだ・・・。
雨が強く降っていた一日だった。

2005/08/24(水) ダビル&レッスン
今日は昼間はマザーコーラス。
2ndステージの「立ち」を練習しました。

夜はレッスン。
先生は整体に行ってきたらしく、とてもご機嫌がよろしかったみたいです。
僕もやや疲れていたのですが、まずまず頑張って歌えました。

帰りに偶然バリトン歌手の萩原潤さん(芸大時代の先輩)に会いました。
本当にすごい偶然!びっくりしました。
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↓レッスンの前にマクドナルドで軽食。
 よっぽど疲れていたのか「ダブルチーズバーガー」を注文しようとして、
「ダビル・・・」

と噛んでしまいました。店員さんはその後もずーっと含み笑い・・・。
まぁいいか・・・スマイルはタダだし。

2005/08/23(火) 今日も赤鬼
にわか雨に降られながら今日も朝霞の公民館で、
「泣いた赤鬼」の稽古。
今日は作曲者の松井和彦先生がいらしていました。
作曲者自らの指揮で歌えるのって幸せなことだなぁ〜。

僕は以前この演目では「木こり」役を経験していて、
そのときの「青鬼」役が今回A組の杢子淳さんでしたから、
僕の中ではこの方の青鬼のイメージがすごく強い。
じゃあ僕にはどんな「青鬼くん」が演じられるのだろう?

そんな中、父(古澤泉)がのびのびと赤鬼を演じていた。
ああ・・・これでいいんだ。
自分のまま、まずは演じてみよう・・・と思った。
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■公演案内■
僕は出演しませんが、A組の公演です。
特に父の赤鬼、杢子さんの青鬼の二人の絡みは見事!一見の価値ありです。
●日時:2005年9月3日(土)15時開演
●場所:和光市民センター サンアゼリア 小ホール
●入場無料!!(要整理券・・・定員300人になり次第しめきり)
指揮:松井和彦(作曲・台本) 演出:直井研二
キャスト
 赤鬼:古澤泉 青鬼:杢子淳 ナレーター:吉村美樹
 娘:飯尾玲子 女房:和田タカ子 百姓:大橋正明 木こり:伊東剛
ピアノ:高野眞由美
※詳細・問い合わせ(オペラ彩)→http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/9315/

2005/08/22(月) 「泣いた赤鬼」稽古で泣く
今日は「泣いた赤鬼」の稽古。
今日から立ち稽古がスタート。
9月3日に本番があるA組さん中心の稽古でした。

ラストシーンの「赤鬼のアリア」では、
赤鬼役の父(古沢泉)が、リアルな芝居で号泣。
つられて見ていた僕も泣いてしまいました。
何度見ても泣けるオペラ・・・。
ぜひ皆さん行くベシ。
9月公演の詳細は「リンク」→「オペラ彩」へ。

2005/08/21(日) ホワイトバンド
今日は「楽屋で雑談」の宣言通り、ホワイトバンドを買いに行きました。
ところが売り切れ。
残念だけど、それだけこのキャンペーンに共感した人が多いということで、
ちょっと嬉しくなりました。
http://www.hottokenai.jp/index.html
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今日はN響アワーに僕のいとこ2人が出演。
ジュニア東京オーケストラとして参加していたのです。
まだ中学生のヴァイオリニスタの「あきよ」ちゃんと、
小学生のチェリストひで」くん。
これから活躍するであろう若手アーティストをぜひ応援してあげてください。

2005/08/20(土) モーツァルト「レクイエム」
目黒混声合唱団の定期公演
モーツァルト「レクイエム」を終えました。
お越しいただいた皆様、目黒混声合唱団の皆様、
同じ時間を共有させていただきましたこと、
まことに感謝しております。


この曲はバスソロの音域がとても低いので、
やはり僕の声には合いませんでした。
やりたい表現と僕の声質で可能な表現の違いに我ながらもどかしく感じました。

恐らく今日が生涯、最初で最後の「モツレク」となるでしょう。
(もしやるとしたらもっとオジチャンになってからだな)

いろいろ考えさせられたことは多かったのですが、
自分の声に合わないものはやらない方がいい、というのが、
当たり前の結論です。

特に今日の会場は床がじゅうたんで天井が高い・・・。
低声部には不利な会場でした。
・・・とまあ言い訳はここまでにして・・・。
----------------------------------------
モーツァルトが自らの死を意識しながら作曲したと思われる「レクイエム」
正真正銘の遺作です。
特に「Lacrimosa」のモーツァルト絶筆の部分までなどは、
(そこから先は弟子のジュスマイヤーが補筆した※この曲は未完の作品です)
まさにモーツァルトが魂を振り絞って書いた迫力があります。

自分が歌わないときは耳を澄ましながら、目の前にスコアを想い描いていたのですが、
その一音一音に「音以上のモノ」が見えて、
言うなれば幻想の風景(心象風景)が目の前に広がっているように感じました。

この曲は誰が見ても、
歴史上、最高傑作のうちの一つと言っても過言ではないでしょう。

(残念ながら後半の補筆された曲はやや集中力に欠けるように感じるのは僕だけ?
一応ジュスマイヤーはモーツァルトのスケッチを基に仕上げているはずなのですが・・・不思議ですね。
もしかしたら全く同じ音をモーツァルトの手で書かれていたら、違ったのではないか
・・・と思えるのも変な話ですが・・・
それほどモーツァルトは神秘の力を持っているような気がします。)

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打ち上げは横浜中華街の「梅蘭新館」にて。
「梅蘭やきそば」が絶品でした!!!

※打ち上げの様子については奥さんのHPをご覧ください。
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↓ソリスト稽古の様子・・・よく見えませんね・・・ちなみに一番右が僕です。

2005/08/19(金) ひんやりキャンペーン&ベーレンタール
暑い暑い猛暑だ〜。
そんなわけでまた掲示板で発表しますが、
今年も打ち水キャンペーン
しましょう。

だまされたと思って皆さんもやってごらんなさい。
家の前の道路に水をまくだけで、
風が巻き起こってひんやりしますよ。

あと、クーラーを入れるなら、扇風機を回して、
水を入れて凍らせたペットボトルをタオルで巻いて置いておくとかなり涼しいです。
「暑いと言うなら努力しろ」
温暖化は自分が招いていること、という自覚を持ちましょうね。

よ〜し。。こうなったらオレも日本をよくするために、
HPを利用して「発信型」になるぞ!
・・・なんてね・・・
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ベーレンタールでは思い切ってパート移動をしました。
僕も経験があるのですが、パート移動ってイヤですよね。
全曲音をとりなおさなきゃだし、同じパートってなんだかんだ言って仲間意識が強いから、
そこからはずれるのって結構さびしい。
でも新しい関係が生まれるし、結果的にコーラス全体の音がよくなれば、
もっと楽しくなりますしね。
いい合唱団に導くのが僕の仕事。心を鬼にするときも必要です。

2005/08/18(木) 24時間テレビチャリティコンサート in 福島
そんな訳で福島市音楽堂でコンサート。
世界のアーティストたちがわざわざレコーディングに選ぶ、名ホールです。
なんと残響3秒なんだそうです・・・。

が昔アンサンブルのコンクールで歌ったことがあるらしい。
ポリフォニー音楽には最適かもしれないですね。
※ちなみに妻は東北大会で金賞をとっています。

でも・・・

これは日本歌曲を歌うのには最大の敵だ!!
1音につき1音節という日本語にとって残響がありすぎるのは、
言葉を濁すデメリットがあります。
しかも残響はいいけど、反響はない・・・(汗
なかなか手ごわかったのですが、リハを繰り返して何とか慣れ、
対処法もつかみました。
--------
しかしいざ本番は総席数1000の座席が70%ほど埋まっていて、
するとお客さんがいい具合に音を吸う。
(いま調べてみたら「満席時は残響が2.5秒」になるように設計されているらしい)
リハのときとの残響のあまりの違いに驚いた!!
歌いながらも頭を整理するのに必死でした。
ちょっと声が重くなってしまった・・・。
-----------
ステージはもはや僕には欠かせなくなったトーク付き。
2曲目の「電話」もおかげでウケました。
ただ歌を聴かせるだけでいいのかどうか、最近ほんとうに考えさせられます。
クラシック音楽をより楽しく聴く方法をこちらがホストすることも大切なんじゃないかな?
「演奏する」⇔「聞く」という図式をなくして、
一緒にクオリティの高い「空間を作り上げる」コンサートを目指します。

--------------
【演奏曲目】
@「我は海の子」(文部省唱歌)
A「電話」(作詞:薩摩忠 作曲:湯山昭)
B「魔法の言葉」(作詞:ビートたけし 作曲:古沢利人)
C「里の秋」(作詞:斉藤信夫 作曲:海沼実)
D「見上げてごらん夜の星を」(作詞:永六輔 作曲:いずみたく)
二重唱
@「夏の思い出」A「故郷」B「メリー・ウイドゥ・ワルツ」
(※ソプラノ:伊藤ちえ ピアノ:滝川欣子)

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▽帰宅したら妻に「やってみな」と言われて訪れたサイト
http://members.thai.net/sinthai/room.htm
※言っておきますが、やらない方がいいですよ。めちゃ怖いです。
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↓福島市音楽堂大ホール

2005/08/17(水) 福島に来ています
明日のコンサートのために福島に来ています。
先日の地震などの影響で新幹線のダイヤがぐちゃぐちゃ。
幸い自由席だったので来た電車に乗り込むと意外に空いていました。
福島駅に到着してまずはホテルにチェックイン。
他の出演者は明日来るらしく、一人なので自由行動。
市内観光に繰り出します…
…が何もない。
仕方なくプラプラ散歩して、ホテルに戻りテレビを見てゴロゴロしていました。
いま6階の部屋にいるのですが、未だにすごい余震。
…というより常に揺れてます。
最初は怖かったけど慣れちゃった。
船に乗っているような感じです。
サッカー日本代表アジア予選1位通過おめでとう!
ああ〜すごい揺れてる〜
(-_-;)

2005/08/16(火) 疲労回復の日
昨日の疲労が残っていたようで・・・。
お昼に起きたと思ったら身体が痛くて痛くて。
すると大きな地震が!!

・・・で、いつの間にか昼寝してしまいました。(のんき)
気がついたら2時まで寝てました。

そうしたらだいぶ疲労もとれて楽になっていました。
きちんと回復するのも仕事!
一日何もしないで、ご飯だけはよく食べました。
------------------
あさっての福島コンサートのために、
明日から福島へ前のりで宿泊。
新幹線は動いているみたいだし、ちょっと不安だけど大丈夫でしょう。
ここで体力回復しとかないと20日の「モツレク」までもたないから、
のんびりわがままに過ごそうと思います。

2005/08/15(月) 終戦記念コンサート:レクイエム「知覧の花」終了
今日は終戦60周年。
まだ60年しかたっていないんですね・・・。
僕らから見るともう何100年も昔の出来事のように感じます。

終戦記念コンサートということで、すみだトリフォニーの小ホールで、
レクイエム「知覧の花」を演奏してきました。
昼・夜2公演だったのでテンションのもっていき方が難しかったです。
昼公演では満席になると思っていたのに意外と席が空いていて残念・・・もったいない。
【第1部】で
「我は海の子」と、自作曲「魔法の言葉」(作詞:ビートたけし)を歌いました。
「魔法の言葉」はこれが初演!!です。
自作曲を公の場で(リサイタル以外で)歌ったのは、
「道端の花」に続いて2曲目ということになりますが、
毎回初演は緊張します〜。受け入れてもらえるかどうか・・・。
・・・で、かなりの手ごたえを感じました。
作成中の歌曲集の中でも一番受け入れてもらえやすい曲を選んだのも良かったみたいです。

【第2部】はいよいよレクイエム「知覧の花」
僕は「語り」と「特攻隊の兄」を担当しました。
-------------------------------
「語り」はナレーションの部分と、特攻隊の兄からの手紙を読んでいくという部分があるのですが、
これが難しい。
まず当時の青年の心理状態を頭では理解しているつもりでも、
それを表現しきれない・・・。
「特攻で死ぬ」という恐怖よりも「名誉ある特攻隊に選ばれた」ことに高揚しているのです。
信じて疑わない真っ直ぐな青年が無残に散っていく・・・その悲劇をどう表現するべきか。
ナレーターになりきってただ言葉だけを伝えるのか(作曲者からはそう要求された)、
それとも「劇音楽」として、なんとか共感を目指して演じるのか?

僕は二つのバランスをとりつつ、でも飽くまで後者を選びました。
「戦争を経験していないものは戦争を理解できない」
そんな非難も飛んでくるかもしれません。
でも、それでも想像力をフル稼働して、理解しようとする行為、
そのものが戦争未経験世代の僕らが「戦争」を語り継ぐ唯一の手段だと思うのです。
言葉を頭で理解するだけだったり、活字にして伝えてもダメなんじゃないでしょうか?
その裏側にある「個」の人間の心理を想像することこそ、
真の「戦争理解」だと思うのです。

-------------------
夜の部も終え、声帯もだいぶ疲労。最後はガリガリいっていました。
疲れた〜

2005/08/14(日) モツレク GP
今日はモーツァルト「レクイエム」のGP。
・・・といっても本番まで一週間ぐらいあるし、本番当日にリハがあるので、
今日は通し稽古って感じです。
オルガンの音も決まってきたし、合唱さんも前回とは見違えるほど仕上がってきていました。
僕は少し風邪気味でいま一つ集中できていなかった。
父もちょっと調子が悪そう。

本番までうまく調整せねば。
----------------
明日は「知覧の花」本番。一日2公演です。
あまり経験がないことなので、練習からのペース配分などに注意せねば。
とにかく今日は早く寝ます。
※全席完売してしまい、当日券はありません。悪しからず。

2005/08/13(土) やばい昼夜逆転
昨夜は世界陸上やら映画を観ていて、結局深夜4時に寝た。
そんなわけで起きたのはお昼の1時・・・。
やばい昼夜逆転している。

昼起きてご飯を食べたら勉強をして、
夜は2人レッスン。
あ〜・・・一日が終わっちゃった。
今日こそは早く寝よう。
----------------------
妻との会話・・・
妻「80年代ってどういう意味?」
僕「え?質問の意味がわかんないけど、1980年代ってことでしょ?」
妻「そうだったんだ!!」
僕「?・?・?」
・・・・・・・・・・・・・いや。マジでこの会話の意味がわかんないんですけど・・・。

※ちなみに彼女は昨日「セミ」と「カニ」を間違えた。大丈夫か?

2005/08/12(金) 一日オフ
先日のお父さんコーラス大会のすぐ後ということで、ベーレンタール男声合唱団の練習はお休み。
一日オフでした。
〜って最近は珍しいことではないので・・・。

そんなわけで髪をちょっとだけ切りました。
長さはそのままですいただけなのですが、だいぶ頭が軽くなりました。
---------------------
その後はパン屋さんでベリーベリーパイチョコ・スコーンアンドーナツを食べました。
アイス・ココアに生クリームが乗っていて嬉しかった。

帰りに毎度おなじみの「のじま」で焼き鳥を買って、
別のお店でタコ焼きを買って帰りました。
-------------------
おっと、忘れていました。
一緒に買い物をしていた妻が中古ゲーム屋さんで、
ファミコンの「マリオ・ブラザーズ」を買いました。
「スーパー」が付かない方の「マリオ・ブラザーズ」ですよ!
帰宅してホコリをかぶったファミコンをテレビにつないで、
二人ではしゃいでやりました。
(もちろん【協力プレイ】よりも【いじわるプレイ】の方が盛り上がりました)
------------------
今日はあの日航機墜落事故からちょうど20年後の同じ日なんですね。
再現ドラマも2局でやっていました。
ああいう事故は二度と起きて欲しくはないけど、それはいつ自分の身にふりかかるかわかりません。
だから、常に自分の周りの人や大切な人に最高の愛情を注ぎ続けていなくちゃ、
と改めて考えさせられました。

2005/08/11(木) 来週のコンサートの合わせ
阿佐ヶ谷にて、
来週8月15日と18日のコンサートのための合わせをしてきました。
今回は自作曲「魔法の言葉」を初演するわけですが、
実際にピアニストさんと合わせてみると、
楽譜の説明不足・・・というか書き込むべきことを結構きちんと書き込めていないな、
と感じました。

やはり「曲」というのは演奏されて成長するものだと思います。
-----------
帰宅して夕食を食べたら、
中断していたオペラ「ラ・ボエーム」の訳詞を再開しました。
第1幕がやっと終了(遅!)

第1幕終わりのロドルフォとミミの2重唱は、改めて訳していると、
思わず僕の胸まで「キュン!」

となりました・・・(表現が古いですか?・・・えぇ、もう30代なんで)
そして二人の言葉のやりとりや、ト書きに書かれている二人の絡み合いが、
エロい!

・・・いや・・・すごく甘いんですよね。
訳詞の際に、いろいろその場や二人のそのときの心情を考えながら、
言葉を選んでいくのですが、
なんだか僕まで赤面してしまいました(*^〜^*)

↓その一部を書きますね。ドラッグして読んでください。(ちびっ子には刺激が強いかな?)
------------------------
ミミ〔以下 ミ]:あぁ・・・あなたは愛を導いてくださる唯一の人!
ロドルフォ[以下 ロ]:(抱きしめたミミを両腕で包みこみながら)魂の中で枯れ果てたはずの甘美がもう揺れ動いている。
ミ:(身を任せるように)あぁ!あなたの甘い言葉はなんて優しく心に染みることでしょう。
ロ:口づけの上で愛が震える(ミミにキスをする)
ミ:(体を離して)だめ、いけません!
ロ:君は僕のものだ!
ミ:お友達が待っていますわ。
ロ:もう僕を行かせようとするの?
ミ:(躊躇しながら)あの・・・、・・・やっぱりいいわ。
ロ:(やさしく)言ってごらん。
ミ:(かわいらしく)あなたと一緒についていってはダメ?
ロ:(おどろいて)何だって?ミミ!
  (意味ありげに)ここに残った方がいいのに・・・外は寒いよ・・・
ミ:(完全に身を委ねて)あなたのそばがいいの・・・
ロ:じゃあ、帰ってきてから・・・?
ミ:(意地悪く)どうするの?
(ロドルフォはミミがショールを取りに行くのを愛情をこめて手伝う)
ロ:(とてもやさしく)腕をお出しなさい、私のかわいいお嬢さん。
ミ:(腕をさし出し)おおせのままに、ご主人さま!
(二人は腕を組んで扉に向かう)
ロ:僕のこと愛してるって言って。
ミ:(寄りかかって)愛しているわ。
(出て行く)
ミミ・ロドルフォ:(外で)愛よ!愛よ!愛よ!
【幕が降りる】

2005/08/10(水) マザーコーラス&レッスン
暑いですね〜外を歩くだけでグッショリ汗をかきつつ、
マザーコーラスへ。
学校に着くとちょうど海外研修(オーストラリア)から帰ってきた生徒たちとはちあわせました。
いいな〜。僕も行ってみたいなオーストラリア・・・。
でもね・・・実はオーストラリア公演の企画が持ち上がっているんですよ。
実現して欲しいな〜。

マザーコーラスは合唱組曲「子供時代」の全4曲を通しました。
たまたまちょっとした縁がありまして、
作曲家の大熊崇子さんにお手紙を出させていただきましたところ、
「ぜひに」ということでご自身の合唱組曲をご紹介してくださいました。
そこで早速マザーコーラスで取り上げさせていただくことにしました。
(女性作曲家の曲をやりたいと思っていたのです)
頑張って練習していますが、先生の思い描く音に仕上がっているかどうか・・・。
芙雪祭で発表しますので、富士見関係者は必ず!!お越しください。
-------------
夜は大森先生のレッスン。
今日はピアニストの斎木さんに同行していただきました。
オペラ「ファヴォリータ」のアリアと、
R・シュトラウスのドイツリートを3曲歌いました。
う〜ん・・・やっぱりリートは声的にも情感的にも肌が合う、
という感じ。
-------------
今夜の夕食:カレー・・・焼いたナス、インゲンがとってもマッチ!!
▼隠し味にチョコと味噌が入っているらしい。とても美味!!

2005/08/09(火) ピアノ・ソナタ・・・完成??
やっとこさピアノ・ソナタが完成した。
・・・でも改めて曲全体を眺めてみると・・・
あかんわこれは、支離滅裂だ。

スクリャービンに夢中になっていた頃に書き始めたモノなので、
神秘和音や調性をめいっぱい崩した第1主題、
調性を維持しつつ思いっきりロマン的なメロディと和声を使い、
リズムの揺らぎや複数のリズムを同時に絡み合わせた第2主題。
それらの動機を展開させて混ぜ合わせた展開部(ほぼ第3主題と言ってもよい)。
・・・と進んできて改めてこの曲をソナタ形式として構築していく難しさを感じる。

「ソナタ形式」は調性を前提にした構成法だから、
半音階的転調と全音階的和声をふんだんに使ったこの曲では、
再現部でインパクトが停滞してしまうことがもったいない。
しかもそこからもう一度コーダへ引っ張っていく推進力が、
再現部にはない。
動機操作でどんどん変奏されていった主題も、結局は和声的な展開しかしていない・・・。

そもそも無調と新ロマン主義的調音楽の大きな振れ幅の中で作曲している現在の感覚で、
完全にその手前でとどまっている数年前に未完のまま残っていたこの曲を、
仕上げていくという難しさに打ち負かされそう・・・。

まだまだ仕上げまで時間がかかりそう。
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↓音符がいっぱいでクラクラ(-_-;)

2005/08/08(月) あれ・・・ノドが痛い・・・
朝起きたら、あれ・・・ノドが痛い・・・。
どうやら昨日の花火のときに煙を吸い込んだのがよくなかったらしい。

今日はにわか雨が降って気持ちよかったですね。
毎日ちょくちょく雨降ってくれないかな?
もしくはみんなで打ち水をするか・・・。

夜は「泣いた赤鬼」の稽古。
作曲者の松井先生の指導による音楽稽古でした。
作曲者の方が直々に指導を受ける事ができるのって貴重なことですよね。
また松井先生の指示やアドバイスがいちいち面白い。
例えや具体的な練習方法もとっても工夫が凝らされていてわかりやすい。
僕はちょっとノドの調子が悪かったんだけど、見学しているだけでも楽しめました。

帰宅してからは「ピアノ・ソナタ」の終盤を作曲。
あと少しだ!あと少しで完成だ!
・・・だけど昨日浮かんだ発想を忘れちゃった・・・。
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↓作曲中

2005/08/07(日) 個人レッスン & ひさびさ遊園地
今日は1人だけ個人レッスン。
大学生のハナちゃんはずいぶん声も安定してきました。

その後は未だ作業が進まない「ピアノソナタ」の作曲。
・・・でも結局タイムオーバーであまり進まなかった・・・。
夜は西武園遊園地へ花火を見に行きました。


以前、横浜の某ジェットコースターで気絶しかける(視界が暗くなった)経験を持つ僕は、
すっかりジェットコースター恐怖症。
そんな弱味を払拭すべく、スクリューコースターに挑戦。
あまりにも気張っていたせいか、それほど恐怖感もなく拍子抜け。
これでもう「ジェットコースター怖い」と言いません。


花火はかなり盛り上がり、すさまじい量の花火に圧倒。
でも・・・演出的には熊谷の花火職人さんにはかないませんな。


なんというか sempre Fortissimo という感じで、圧倒はされるけど盛り上がりは少ない。
一方熊谷は限られた物量を計算し尽くされた演出によって、
見事に効果的な crescendo を実現するのです。

お近くの皆さんはぜひ熊谷へ!!
僕の知る限り日本で一番面白い花火大会ですよ。
・・・って待てよ・・・その日は僕の「モツレク」の日じゃないか。
横浜へ来るベシ



花火の後は観覧車へ。
後半かなりの高さに高所恐怖症の妻が「もう降ろして〜」と連呼。
それを聞いているうちに何だか僕まで怖く感じる。
しかも下界では何やらアナウンスが・・・「@?%〜"が発生しましたので$&*¥@=」
肝心の部分が聞こえね〜!!
もしや観覧車停まる??などとパニック。
しかもタイミングよく強風が吹きゆれるゆれる。

結局なにごともなく下界におり立ち、なにごともなく帰宅しました(汗)

2005/08/06(土) 第16回おとうさんコーラス大会出場!!
関東甲信越(東京を除く)の男声合唱団が一同に集う、
「おとうさんコーラス大会」
にベーレンタール男声合唱団が初出場しました。
毎年行われていて、会場は毎年いろんな県で行われるのですが、
今年は比較的近い秩父だったので参加を決めました。

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早朝に集合。10時からは各団が5分間ずつのリハーサルを行います。
その前に会場の外で発声練習。
秩父の豊かな自然の中、いろんな合唱団が練習をしている声が響き渡ります。

リハが終わり芝生の上で昼食をとり、会場の裏で練習をしてからいよいよ開場。
午後から始まるコンサートの出演順はくじ引きで決まります。
ベーレンタールは33団体中5番目
かなり頭の方ですが、少しホッとしました(緊張するヒマのないから)。

秩父ミューズパークの音楽堂は天井が高く、とても響くホールで歌いやすい。
今回ベーレンは団員の欠席者が多くて
T1:2人 T2:4人 Br:2人 Bas:2人
というかなりバランスの悪い状態。
演奏もやはりきついものがありましたが、その中でも集中してよく歌っていました。
全団員が揃えばかなりいい合唱になっていたでしょう。
確実にレベルアップしているように感じました。

他の団体もバラエティに富んでいて、とても上手い団体もあれば、
個性的で会場を沸かせる団体もあり。
山梨や静岡、栃木、茨木、群馬、神奈川・・・と遠方から参加している団体もたくさんありました。

何よりもみな歌うことが大好きなんだなぁという気持ちが伝わってきました。
それ以上に他の団の合唱を聴くことも楽しんでいる。
演奏前に応援の声掛けあり(横断幕を用意している応援団のおばちゃまもいました)、
演奏後はよい演奏だったら素直に「ブラヴォー!!」か飛び交います。
これこそ純粋な「音楽」


一つ気づいたことは、上手な合唱団は会場の響きを使って歌うことを良く知っていますね。
声をノドで張り上げるのではなく、薄く真っ直ぐな声で、
ハーモニーを作ることに集中していました。
結果的に倍音がたくさん起こるのでボリュームもあるように感じるのでした。
ここをベーレンさんにも学んで欲しい!!

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第2部は野外ステージへ移動。
プログラム順に4つの合唱団が合同で1曲ずつ歌います。
僕らは「柳河」を歌いました。
皆さんお酒も入ってどんどん盛り上がっていきます。
後半はみなでグリークラブ愛唱歌を次々に歌っていきます。
みんな本当に歌が好きなんですね。
ベーレンタールの皆さんもその雰囲気に圧倒されていたようで、
とても楽しんでいました。


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帰りのバスで「先生が参加した方が良いって言った意味がわかりました。」
と言っていました。
「来年も参加したい!来年は全員で出ましょう!」とも。

今日はこれからのベーレンタールにとって大きな経験になったことでしょう。

2005/08/05(金) 実家にて
熊谷ベーレンタール男声合唱団の指導に行くついでに、いつも実家に寄ります。
(おばあちゃんに会うため&車を借りるため)

駅から実家に歩いていく途中で草むらに囲まれた道があります。

以前は犬の散歩などでよく通ったし、
あの自作歌曲「道端の花」の舞台となっているのもこの道です。
(実際に作詞・作曲をしたのは実家の部屋の中ですが、イメージされていたのはこの道)

ここを通るときはいつも空を見上げます。
広がる青い空を見上げながら歩くのが好きなのですが、
あるとき道端の草むらの陰にひっそりと咲く一輪の花を見つけた・・・そんな詩がふと思い浮かんだのです。
だからいつもこの道を歩くとき「道端の花」をくちづさむのでした。

2005/08/04(木) 「モツレク」ソリスト合わせ
朝起きると少しノドが痛い・・・。
昨夜「泣いた赤鬼」の稽古の帰りに風邪をひいている父と、
焼肉食べ放題に行ったときに伝染されたか・・・?

あまりの猛暑に昼食を食べたらすぐぐったり。
これはいかんと思って布団に寝に行きました。
・・・・
1時間後
・・・・
Tシャツを着たままシャワーを浴びたごとくビッショリ汗をかいて起床。
風邪も吹っ飛ばしたようでした。

夜はつつじヶ丘へ行き「モツレク」のソリストだけの合わせ。
指揮者の草野先生宅へうかがいます。
モーツァルトのアンサンブルは素晴らしいけど、難しいなと改めて感じました。
見事な対位法でありながら、その一つ一つのメロディはロマン派的な叙情性を持っている。
縦ラインと横ラインを同時にかなえる演奏をしなければいけないんですね。
今日の練習ではそのどちらを優先すべきか・・・というバランスの重点を定めた、といったところでしょうか。
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その後近所の中華料理屋でコース料理を。
とってもおいしかったし、量も多かったです。
草野先生ごちそうさまでした。

帰宅してお風呂に入るとカキ氷セットが準備されていて、
今期初のカキ氷をしました。
僕はいちご味、妻はカルピスマンゴー。
舌が真っ赤になりました(画像)。
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PCを開き妻の日記を読んで泣いてしまいました。
身内やこれまで出会った人を大切にする彼女の生き方は、
とても愛に満ちていてステキだと思います。

2005/08/03(水) 偶然の再会
午後はマザーコーラスの練習。
夜は「泣いた赤鬼」の稽古(アンダースタディ)。

稽古場は引っ越す前に住んでいた朝霞。
久しぶりの朝霞の町に懐かしさを感じつつ朝霞公民館へ。
到着したのになぜか部屋は真っ暗・・・。
よくよく確認したら今日の稽古場は朝霞公民館でした。

慌てて南公民館(駅の反対側!!)へ向かうと、
すれ違った人がどこかで見覚えのある人・・あちらも気づいたのか、
「あ!!」と二人で声を出しました。
なんと以前朝霞に暮らしていた頃にお世話になっていた朝霞仲町公民館の館長さんでした。
(朝霞市はいっぱい公民館があるのです)
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朝霞のアパートに引っ越してきた時、家では声を出すことは禁止されていて、
レッスンもしなければならなかったので、レッスンをできる場所を探していました。

すると朝霞駅の近くに「仲町公民館」がありましたが、残念ながらこの公民館には音楽室がありませんでした。
ですが駅から近いことと、料金が安いこともあり、
なんとか部屋を貸してもらえないか、と申し出たのでした。
すると館長さんは快く了解してくれて、それどころか大変優遇してくださいました。

ピアノがなかったので毎回家からキーボードを運んでいたのですが、
それも館長さんの提案で館内の倉庫に保管させていただけることになり、
レッスンや個人的な練習が終わった後も「応援してますよ」と声をかけてくださいました。

公民館の職員の皆様も、実は昨年の父とのジョイントリサイタルに来て下さっていたんだそうです。


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偶然の再会に感激しました。
館長さんはその後、市政の仕事をお辞めになったそうです。
「いつも素晴らしいお声だなぁと思って聴いていたんですよ」と、回想しながらおっしゃってくださいました。

時間を惜しみながらもお別れしたのですが、
改めて僕はたくさんの人に支えれて今の自分がいるんだな、と思いました。

・・・・・(涙)・・・・・

これまで以上に頑張ります!
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↓感動的な話の後で恐縮ですが、今日マザーコーラスでいただいたペットボトルの麦茶のオマケ・・・なんだろうコレ?

2005/08/02(火) きなこ発情・・・
ハムスターのメスは4日に1度、発情するんだそうです。
きなこも手の上に乗せていると突然動きが止まるときがあります。
これは発情しているポーズなんだそうです。
「カモーン〜」っていう状態なわけね(古)。

マッサージしてあげると気持ちいいらしく、シッポがピーンとなって、
動きが完全に静止します。

う〜ん・・・お見合いさせてあげた方がいいのかな〜?

2005/08/01(月) いよいよ8月!!ハードな第3週!!
暑いですよ〜どうも体調が冴えないですよ。
お腹が重いんだよね。
そしてすぐ眠くなる・・・。
今日も夕飯の後、気絶するかのように寝てしまいました。

ラッキーなことに明日の練習はトリになりました。

さて、いよいよ8月ですね。
8月の第3週はハードな3連戦!!
8/15 音楽劇「知覧の花」
・・・これは終戦記念公演ということで、沖縄知覧の特攻隊に所属していたある青年の物語。僕は主役の青年役なのですが、田舎の家族に宛てた手紙を読みながら歌っていくわけです。これが心に響いて・・・涙が出そうになります。
・・・チケットが販売開始から数時間で完売してしまったそうで、ご期待に沿えるよう頑張ります。

8/18 24時間テレビチャリティコンサートin福島
・・・テレビに出るわけではなく、コンサートで得た収益をすべてチャリティに寄付するというものだと思います。僕は5曲歌います。日本の歌を歌う、というコンサートなので「我は海の子」「里の秋」や「見上げてごらん夜の星を」、必笑の「電話」に加え、今回はいよいよ新曲「魔法の言葉」を初演します。

8/20 モーツァルト「レクイエム」
・・・バスソロは僕の声には正直合っているとは言いがたいのですが、自分の声でしっかり表現をしていきたいと思います。オルガン版というのも注目です。
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こっから体力勝負ですね。
とにかく体調管理さえしっかりやっていけばいいんだから、夏バテしないように頑張ります。
夏バテ予防で何かいい対策法を知っていたら教えてくださいね。


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